急上昇キーワードのSEO対策方法-Googleの検索ランキングから考える

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[2016/12/17] (最終更新日 2021/07/21)

急上昇キーワードのSEO対策方法-Googleの検索ランキングから考える

2016年も残り半月となり、一年を振り返る機会が増えたのではないでしょうか?
Googleが22016 年の急上昇ワードを発表しています。

この2016年の検索ランキングから今年を振り返りながら、急上昇キーワードではどのようにSEO対策を実施すべきか考察しました。

●急上昇とニュース 検索キーワード

【急上昇】

1位:ポケモン go
2位:オリンピック
3位:smap
4位:トランプ
5位:熊本地震
6位:君の名は
7位:シンゴジラ
8位:ピコ太郎
9位:台風10号
10位:iphone7

【ニュース】

1位:ポケモン go
2位:オリンピック
3位:熊本地震
4位:君の名は
5位:シンゴジラ
6位:台風10号
7位:アメリカ大統領選
8位:都知事選
9位:パナマ文書
10位:eu 離脱

▼急上昇とニュースの1位は「ポケモンgo」

急上昇、ニュースとも「ポケモンgo」が1位にランクインしました。
Googleトレンドを見ると「ポケモンgo」は、2016年7月17日週に急に検索数が上昇していることがわかります。
日本でポケモンgoがリリースされたのは、7月22日です。リリース直後に検索が急上昇しています。

SEOの検索数は、9,500件/週です。その25倍程度ありますので、ピーク時は237,500件/週ほど検索されていたことがわかります。
01ポケモン
※青:「SEO」、赤:「ポケモンgo」 

SEO対策の視点で、「ポケモンgo」を見ると、検索数が増加することと比例して、ポケモンgo に関するサイトが増加しました。
その結果、毎日かなり大きい順位変動が発生し、ポケモンgoと検索するたびに上位10サイトの半分が毎回入替る現象が発生しました。

上記は2016年7月28日の順位変動幅です。順位変動幅:26.2位を占めています。
一般的なキーワードの順位変動幅:6.7位と比較すると約4倍と大変動が発生しています。

▼急上昇とニュースの2位は「オリンピック」

2位には「オリンピック」がランクインしています。2016年はオリンピックイヤーでしたので、開催直後(2016年8月5日開催)に検索数がピークになっていることがわかります。
03オリンピック
※青:「SEO」、赤:「オリンピック」

SEOの検索数は、9,500件/週です。その14倍 程度ありますので、ピーク時は133,000件/週ほど検索されていたことがわかります。

上記グラフより、検索キーワード「オリンピック」は、オリンピックイヤー事に検索数が増加していることがわかります。

次回のオリンピックは、2020年 開催地は東京です。
開催地が日本ですので、2016年よりも検索数が増加するものと思われます。

「オリンピック」のSEO対策についての予測をすると、2020年 東京大会時に「オリンピック」で上位にランクインできるサイトは、組織委員会などオフィシャルサイト、東京都のサイトなどだと思います。
2020年 東京大会 開催時期に上位表示させていたいと希望する事業主(宿泊関連、グッズ販売、飲食店など)は、ターゲットを絞り込んだ検索キーワード(SEO難易度が高すぎないキーワード)でSEO対策を実施しないと勝ち目はないでしょう。
キーワードのSEO難易度を確認するならキーワード難易度チェックツールをご利用ください。

また、開催時期( 2020年7月24日)に合わせた集客を希望するのであれば、1年くらい前には、検索上位にあった方が見込み客を獲得できる機会が増加すると予想します。
その為、ターゲットを絞り込んだ検索キーワード(SEO難易度が高すぎないキーワード)で上位化を目指す場合も、遅くても2019年春からSEO対策を開始する必要があります。

ちなみに、2016年世界が検索した東京の検索ランキングTOP10には、オリンピック関連のキーワードが多数ランキングしています。

【Tokyo (世界が検索した Tokyo )】

1位:tokyo 2020
2位:comiccon tokyo
3位:tokyo toni
4位:second hand tokyo
5位:sumo wrestling practice tokyo
6位:skytree tokyo
7位:tokyo game show 2016
8位:river tokyo
9位:les délices de tokyo
10位:winter in tokyo

●2016年に急増した検索

【話題の人】

1位:smap
2位:トランプ
3位:ピコ太郎
4位:ベッキー
5位:小林麻央
6位:高畑裕太
7位:吉田沙保里
8位:清原和博
9位:ディーン フジオカ
10位:前田健

▼1位は「SMAP」

2016年は、1月からSMAPの解散報道がありました。
2016年1月14日発売の雑誌にSMAPの解散記事があり、その後多くのメディアなどで取り上げられました。
始めに検索数が増加した時期は、2016年1月10日~2016年1月16日ですので、記事掲載直後に検索数が急増しています。
次に、検索数が増加した時期は、2016年8月14日~2016年8月20日です。
調査してみると、2016年8月は、2016年8月14日に事務所からFAXでメディア各社へSMAP解散のリリースが送られ、テレビ各局では速報扱いで報道があったそうです。(Wikipediaより
ニュースは見ていましたが、忘れてしまうものですね。
04SMAP
※青:「SEO」、赤:「smap」

SEOの検索数は、9,500件/週です。始めに検索数が増加した時期は、その3.6倍 程度ありますので、34,481件/週ほど検索されていたことがわかります。
次に検索が増加した時期は、SEOの2.9倍 程度ですので、27,796件/週ほど検索されています。

ちなみに話題の人、男女は以下の方々がTOP10にランクインしています。

【話題の人(男性)】

1位:smap
2位:トランプ
3位:ピコ太郎
4位:高畑裕太
5位:清原和博
6位:ディーン フジオカ
7位:前田健
8位:星野源
9位:舛添要一
10位:川谷絵音

【話題の人(女性)】

1位:ベッキー
2位:小林麻央
3位:吉田沙保里
4位:小池百合子
5位:福原愛
6位:坂口杏里
7位:藤原さくら
8位:小林麻耶
9位:高畑淳子
10位:高樹沙耶

話題の人は、事前に予測することが困難なことが多いと思います。
これらのキーワードで、トラフィックを獲得したい場合は、ニュースを見たらすぐに記事を書き続けることが大事です。

記事を書き続けるといっても、直ぐにネタ切れを起こす可能性があります。
長くネタを探すには、検索エンジン(Google、Yahoo)などのサジェスト機能を利用すると便利です。
(サジェスト機能とは、ユーザーが検索時に入力している文字から、Googleが自動で候補を出す機能を言います。)

サジェスト機能は、検索ユーザーの反応を比較的早く反映させます。
サジェストに表示されたキーワードに関する記事を順番に書くと、すこしネタが続くと思います。

現在、「smap」と検索すると、サジェストには下記のように表示されます。
これらのキーワードに関する記事を順番に作成すると良いでしょう。

なお、サジェストに表示されるキーワードは、YahooとGoogleでは多少異なりますので、両方をチェックすることをお勧めします。
05Google
06Yahoo

更にSEO Packを利用すると、付属のSEOツール「seodoor」の機能「コンテンツ分析」を利用すると、より詳しく確認できます

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まとめ

▼検索数が急増したキーワードを調べる方法

・Googleのキーワードトレンドを見る
・YahooやGoogleなどのキーワード検索結果画面に表示されるニュースをチェックする

▼検索数が急増することが予測できるキーワード

検索数が急増する遅くても3カ月前にはSEO対策を開始する。
まずはTOPページに対策ワードでSEO対策(被リンク設定+コンテンツの作成)を行う。
次に、考えられる複合キーワード、周辺キーワードなどで、下層ページにより多数のコンテンツを作成していく。

検索数が急増する時期が来たら、とにかく毎日 対策ワードを含む複合キーワードで記事を書き続ける。

▼検索数が急増することが予測できないキーワード

急増したことをキャッチした時点で、
1)TOPページに被リンク設定
2)複合キーワード、周辺キーワードなどでとにかく下層ページにコンテンツ追加を行う。

▼コンテンツを書くネタが切れた場合

Googleサジェストに表示されるキーワードをテーマにコンテンツを作成する。
検索が急上昇したキーワードでも、第一に必要とされるのは、内部対策・コンテンツ対策・外部対策の基本的なSEO対策です。
上記の対策を早く実施することがポイントです。

いかがでしたか?
2017年はどのようなキーワードが急上昇キーワードとなるのか、楽しみですね。

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