[2018/04/26] (最終更新日 2021/04/14)
知らず知らずにつかってた!SEO的に取扱注意のhtmlタグ3つ
ウェブサイトの順位上昇を狙う一方で、多くの担当者には盲点なのかもしれないhtmlコード。
titleやh1などは意識されていたという方もいらっしゃるとは思いますが、
今回は「そんなはずじゃなかった!」と思わず声をあげたくなるようなSEO評価を下げるhtmlタグの利用を3つご紹介します。
もし、あなたが今SEO対策しているページにこれからあげるタグの利用があったら改善をご検討されると良いでしょう。
delタグ
delは変更、削除された旨を検索エンジンやユーザーに伝える為に使用されるタグ。delタグは以下のように記載します。
<del> <p>古い情報で取り消し線表示</p> </del>
上記のソースコードで記載すると、下の画像のように「古い情報で取り消し線表示」部分に取り消し線が表示され、検索エンジンの評価やSEO的な重要度を下げたい場合に利用されます。もし、知らず知らずに装飾的な用途で利用していたら注意が必要です。
strongタグの乱発使用
strongタグは、検索エンジンに記載されている部分は『重要です』と伝えるタグですが、strongタグの使用回数は1ページ内に3個程度に留めるとSEOに有効な手段となります。
strongタグで記載された部分は通常『太字』で表示されますのでユーザーにも視覚的に強調を表現する事ができます。
strongタグの使用ソースコード例は以下です。
<p>重要な部分を<strong>強調したい時に利用する</strong>ソースコード</p>
上記のように記載した場合の表示は以下のように「強調したい時に利用する」部分が太字で表示されます。
strongの利用を乱発すると、検索エンジンにも、そしてユーザーにも、どの部分が重要なのか伝わらず、逆に評価を下げるリスクがあります。
対策ページ中のstrongの使用が3回程度になるよう見直してみましょう。
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canonicalでURLの指定先を間違っていた
URLの正規化に使用されるcanonicalタグ。そもそも、正規化とはなんだ?と思った方もいらっしゃると思います。
URLの正規化とは、複数の同内容のURLがある場合に、正規のURL(https://seopack.jp/)を検索エンジンに教えてあげる事となりますが、
canonicalタグで正規化をする事により外部リンクの評価の分散を抑える(正規のURLに評価を集中させる)メリットがあります。
しかし、canonicalでURLの指定を誤ると対策しているはずのページの順位に大きな影響が出るのでURLの指定には注意が必要です。
canonicalの記載例
<link rel="canonical" href="https://seopack.jp/cost/price_list.php">
上記ではURLを「絶対パス」で記載しています。
相対パスで記載する記載例は以下です。
<link rel="canonical" href="/cost/price_list.php">
canonicalの記載は「相対パス」でも駄目ではないのですが、http:// か https:// かの区別が出来ないなど問題が起きるので、確実に正しく記載する方法はhttps://seopack.jp/cost/price_list.phpとhttps://からURLを記載する「絶対パス」がおススメです。
対策ページにcanonicalの記載があったら、正しくURLを宣言しているか確認してみましょう。
まとめ
以上、「そんなはずじゃなかった!」htmlタグの利用をご紹介しました。
順位上昇を狙っているつもりが、見えない部分で足を引っ張っていたなんて場合もあり得る3つのタグをピックアップ。
早速、あなたの対策ページのhtmlを確認してみましょう。
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