ペンギン3.0後に「2位」を獲得したSEO事例
今回は、大きな順位変動を起こした「ペンギンアップデート3.0」の後に順位上昇したSEO事例をご紹介します。
ペンギンアップデートと順位の関係
アルゴリズムアップデートでよくある勘違いが、「アルゴリズム更新の影響を受けると、必ず順位が下がる」という誤解です。
そもそも、アルゴリズム更新の目的は「適正なサイトの順位を適正な順位に上げる」ことなのです。適正なSEO対策を行っていれば、アルゴリズム更新で順位は上昇します。
ペンギン3.0で2位に上昇したサイトとは?
今回のSEO事例で取り上げるサイトは、ペンギン3.0の前後で「圏外」から「2位」まで上昇しています。
このサイトで行ったSEO対策は、下記のようなものでした。
- ・サイトタイトルにキーワードを含める
- ・ページ本文にはキーワードに関連する文章を載せる
- ・SEO Packを導入する
このように、基礎的ながら最も重要なSEO対策だけを行っています。
では、そのサイトの計測結果を詳細に見ていきたいと思います。
今回のSEO Pack導入事例 内容
導入サイトURL | http://re○○○○end-b○○○○yfo○○.i○○○/ |
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サイトの構成 | 7ページ(トップページ、コンテンツページ×6) |
ターゲットキーワード | 「美容食 おすすめ食材」 |
キーワード「美容食 おすすめ食材」での順位は、サイトをリリース(2月27日)してからSEO Pack導入までは圏外のままでした。
12月11日、このサイトにSEO Packを設定することで、まずは圏外から脱出、53位の順位が付きます。ただ、ペンギン3.0による大変動の最中とあって、順位はしばらく乱高下しました。
そして、ペンギン3.0大変動が終わった後の12月19日、順位は5位まで急上昇。 さらに、12月21日、SEO Pack設置後10日目で2位まで上昇し、その後順位は安定しました。
順位上昇のチャンスを逃さないために
今回の事例では、特別なSEO対策は行わず、12月11日のSEO Pack導入で順位急上昇ののち2位獲得、という結果となりました。
これまで、平常時にSEO Packで順位上昇した事例は多数ご紹介してきましたが、今回の事例で注目すべき点は、ペンギンアップデート3.0大変動の最中にSEO Packを導入し、変動のあと順位が大きく上がったという結果です。
この点を見ると、アルゴリズム更新完了前に適正なSEO対策の基礎固めを行えば、順位上昇のチャンスを逃さずに済むことがわかります。
これまでのペンギン・パンダといったアルゴリズムアップデートでは、不定期に大きな順位変動が起こり、その度に多くのサイトで順位下落もしくは上昇が起こります。
次にいつ起こるかわからない大変動の前に、SEO PackでサイトのSEO基礎固めを行うことをおすすめします。