FacebookってSEO対策に効果あるの？

Facebookは、SEO対策に直接的な影響はありません。しかし、間接的なSEO効果は期待できる可能性があります。

FacebookやTwitterを行うと、SEO対策に効果があるという説があります。実際に影響があるのか、弊社のサイトで実験を行いました。

実験結果からもFacebookは、SEO対策に直接影響はないと言えます。ただし上記実験結果は、1カ月と短期的な実験での結論です。もしかするとFacebook運用を何年も継続して続けると、その効果が変わる可能性もあります。

また、Facebookを行うと被リンクが増加するともいわれていますが、Facebookページからのリンクはすべて「nofollow」が設定されています。そのため、被リンクパワーは一切ありません。

その他、Facebookページには「disallow」が設定されています。「disallow」というのは、クロールを拒否する際に設定されますが、「disallow」が設定されているFacebookのページはGoogleが情報を収集できないのでSEOに効果がないといえます。

※現在のところ、GoogleとFacebookは別会社により別運用を行っています。データ共有などの提携も行っておりません。そのたFacebook上での評価をGoogleに継承できないため、SEO対策上の関係は持てないと考えます。

Facebookを実施するとなぜSEO効果があると言われるのか

FacebookやTwitterを実施することで、これまでにはなかったトラフィックを獲得できるため、SEO効果があったと勘違いするのではないかと思います。
また、SNSでシェアされると多くリンクが獲得できているように思えますが、上記でも言及したとおりリンクにはnofollowが設定されている為、リンクの効果はありません。
このようにFacebook経由でサイトへのトラフィックが増える場合がありますがトラフィックの内容まで細かく分析していない為、トラフィック増＝SEO対策で効果があったと勘違いすると思われます。

Facebookを運用するといいのはどうして？

Facebookの仕組みとしては、Facebookページの「いいね」をクリックすると、次回Facebookページが更新されるたびに、自分のメイン画面にその情報が表示されるようになります。
また、自分のメイン画面に表示された内容に対して「いいね」をクリックすると友達のページにもその情報が表示されます。

良い情報をFacebookページに公開することで、「だれか」と「だれかの友達」、「だれかの友達の友達」とどんどん情報を広げることができる可能性を持っています。

Facebookページに、一度「いいね」をもらうと、いいねをしれくれた人に情報を発信し続けることが可能になります。
その為、企業はより多くの「いいね」を獲得するためのキャンペーンを実施しています。

Facebookページは、メールマガジンマーケティングに近いものがあると思います。
むしろ、メールマガジンよりもユーザーと緩やかな関係のため、情報を発信する回数に気を遣う必要がなく、より良い情報の場合は情報発信の回数が多い方が喜ばれる可能性もあります。

また、若い世代は、Facebook上で情報収集しているケースもあります。

SEO対策とは全く別のマーケティングの手法として、Facebookも活用することをお勧めします。