「楽天出店経験者」によくあるSEO対策の失敗4つ

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[2017/05/23] (最終更新日 2022/05/27)

「楽天出店経験者」によくあるSEO対策の失敗4つ

楽天でオンライン販売を経験し、それから自社ECサイトも始めようという人は少なくありません。そういう人は、サイトに来てくれたお客さんに、商品の魅力を伝えるのが、非常に得意だったりします。

しかし、楽天経験者がSEO対策に挑戦したときに、起こしがちな失敗というものもあります。本記事で、そういう人がよくやる失敗4つを解説します。

【よくある1 】 画像だけでページを作る

楽天で販売を増やすには、楽天広告で集客してから、魅力的な商品ページで転換(=購入申し込み)させる、という手法があります。しかし、この手法をそのまま自社ECサイトにも持ち込むと、しばしば失敗することがあります。

とくに多いのが「画像だけでWEBページを作ってしまう」というケースです。

Googleが評価する「コンテンツ」=文章(テキスト)のこと

Googleで順位を上げるには、自分のページに載っている「コンテンツの質」が大事、とよくいいますね。となると「頑張ってかっこいい画像を載せたほうが順位が上がるのかな?」と思う人もいます。

しかし、実はそうではありません。
Googleが評価する「コンテンツ」というのは、実は文章のことなのです。

何を売っているか、何が自分のサイトの長所なのか、それをしっかりと「テキストで書いておく」ことで、Googleははじめて、あなたのページの内容を理解出来、評価できるようになるのです。

画像だけだとどうなる?

楽天の場合は、かっこいい写真や文字をJPGやGIFにして掲載する楽天ショップ(楽天ゴールド)が、良く見られますね。楽天ならこれでいいのです。

魅力的な画像で商品ページを作っておけば、楽天広告を通じてページに来てくれたお客さんは、それを購入してくれるかもしれませんよね。

しかし、自社EC、とくにSEO対策をしたいサイトの場合は、これではいけません。
Googleは画像の中身を理解しないために、画像しかないページには、そもそもお客さんを送り込もうとしない(=検索上位に載せない)傾向があるからです。

※imgタグ内のalt要素などにテキストを詰め込む人もいますが、テキストなしのalt要素だけで検索上位にいるサイトは見たことがないので、おそらくあまり効果的ではないでしょう。

【よくある2】商品情報を並べただけのページでSEOする

商品情報サマリ(商品画像+商品タイトル+1行程度の商品キャッチフレーズ)「だけ」をたくさん並べたページで、SEO対策をして順位をあげようという人がいます。

楽天のカテゴリページのようなイメージですが、これはSEOには向いていません。

テキストが「商品タイトルやキャッチだけ」はSEOに不利

楽天なら、広告出稿や最安価格設定だけで集客できます。

しかし、SEO対策の場合は、順位を挙げてお客さんを集めるためには、まずGoogleにページの内容を読んでもらい、Googleからの評価を高める必要があります。

なのに、商品情報を何十も並べただけのページでは、どんなキーワードの検索結果に載せればいいか、Googleにはわかりません。

たとえば「OAレンタル」という検索ワードでSEOしたいときは、OAレンタル利用の長所や注意点、そのページ(サイト)ならではの価値ある情報や利便性などを、あくまで「テキストで」説明する必要があります。

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【よくある3】被リンク対策を後回しにする

やはり楽天などWEBモール経験者に多いのが、被リンクを軽視したり、忌避したりして、対策を後回しにしてしまうケースです。

GoogleでSEOして集客するには、被リンク対策は避けて通れない、ということを、認識していないのです。

楽天とGoogleでは、検索順位の決め方が全然違う

楽天、Yahooショッピング、Amazonなど、WEBモールの「中」にある検索窓は、「商品名などの検索ワードが入っているか」「レビューが多いか」「売上はどうか」などを基準に検索順位を決めていると言われています。

しかし、Googleの検索順位は、売り上げは見ません。
レビュー数による影響も、かなり少ないといえます。

それより、最も影響の強い要素が、コンテンツと被リンクです。

後回しにしがちでも、実は必須な被リンク対策

楽天経験者は、コンテンツ(つまりタイトルや本文)が検索順位と関係あるのはなんとなく理解できますが、被リンク対策はやったことがないために、なんとなく軽視して後回しにしてしまいがちです。

しかし、Googleはそもそも「被リンクを使わなければ検索順位を決めることができない」のです。

したがって、被リンクがないサイトは、よほど優れたコンテンツがよほど大量に載ったサイトでもない限り、検索上位には表示されないのです。

自社ECサイトを運営する際には、被リンク対策をどうするか検討するのが、非常に重要です。
こちらに、検討方法がわかりやすくまとまっていますので、参考にしてください。
→ 参考記事:被リンクとは?SEO効果はあるの? SEO対策初心者も必ず分かる解説

【よくある4】広告にお金をつぎ込む

楽天、Yahooショッピング、Amazonの三大オンラインモールでは、各モールの中の特集ページなどに広告を出すことで、集客ができます。

だからといって、自社ECサイト運営の際も「広告をたくさん出せばお客さんがたくさん来るだろう」と安直に考えるのは、かなり危険です。

「買いたい人」だけ集めるのは難しい!

楽天で広告を出すときは、あなたのショップに合った場所に広告を出せますね。

たとえばケーキ屋さんなら、ケーキの特集だとか、クリスマスケーキ特集だとか、そういったところに広告を載せてくれるのです。
だから、ケーキを買いたい人「だけ」を集めることができます。

しかし、自社サイトの場合は、広告にお金を使ったからといって、あなたの売る商品を「買いたい人」だけが集まるわけではないのです。

闇雲な広告出稿は出費がかさむだけ

広告を使って自社サイトに集客するには、どこにどんな広告を出せばいいか、検討すべきことがたくさん出てきます。

それを面倒がり、適当に広告を出す人もいますが、それだと売上は上がりにくく、広告費だけがかさんでしまいます。

そうなると、いずれお金が足りなくなって広告を止めざるを得ません。
これでは、ただサイトがあるだけで、お客さんも来ず、売上も上がりません。

費用対効果の高いSEO対策を並行して行う

自社ECサイトで売上を上げるため欠かせないのが、SEO対策です。

もちろん広告も大切ですが、それと同時にSEO対策も実施し、両者を並行して進めることで、ロスがなく費用対効果のよい販売ができるようになります。

言ってみれば、SEO対策とは、お客さんが「勝手に検索して、勝手にサイトに来る」ようにする方法です。
お客さんが来るたびに(広告のように)課金されることもありません。

誰にでもできる基礎のSEO対策を済ませるだけで集客効果が続くのが、SEO対策のメリットなのです。

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まとめ:楽天と自社ECサイトは重要ポイントが違う!

以上、楽天などWEBモールの出店経験を持つ人が陥りがちな、SEO対策の「よくある」失敗を、4つ紹介しました。

これらに限らず、楽天ショップ運営と自社ECサイト運営では、重要ポイントが異なってきます。どちらでも同じものを売っているからと手を抜かず、それぞれ必要な運営方法を行い、うまく売上を増やしていきましょう。

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