[2022/09/13]
動画ページのインデックス状況をサーチコンソールで確認
最近、サーチコンソールで動画ページのインデックス登録レポートが確認できるようになりました。
ページ内にyoutubeを埋め込みしているページ、よく見かけますね。
文字で説明するよりも動画で説明した方が伝わりやすかったりするので、ビジネスサイトにおいても動画ページは一般的になりました。
そのような動画の設置されたページがGoogleのサーチコンソールで状況を確認出来るようになったのです。
目次
動画ページのインデックス確認
動画ページのインデックス状況を確認するには、
サーチコンソールにログイン後、左メニューのインデックス項目から「動画ページ」をクリックすると、動画ページのインデックス状況を確認できます。
上記レポートで確認できる動画ページというのは、
インデックス登録済のページ内に1つ以上の動画が含まれているページの事を指します。
したがって、インデックスに未登録のページ中に動画が含まれていても、その動画はレポート上では確認できません。
動画がインデックス登録されない理由
さて、動画がインデックスされない理由は、「動画ページ」のレポートで確認できます。
理由として表示されるのは、大まかにいうと、
「動画のサイズ・位置・形式」に関する問題や、「サムネイル」に関する問題、「URL」に関する問題などありますが、いくつかの理由の中でも
「ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした」という理由が表示されているケースを目にします。
「ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした」の対処法
「ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした」の原因を確認した際の対処法として
「ページで動画が良く目立つようにする必要がある」とサーチコンソールのヘルプに記載がありました。
周囲のコンテンツに埋もれてしまい、見つけにくい状態にあるという事ですね。
より詳しく「視認性」について確認すると
「動画が他の要素に隠れたり、プレーヤーが動画を表示するのに複雑な操作が必要になったりしないようにします。」とあります。
また、インデックスされる動画の視認性は最低限のレベルにある必要があり、ページ内に複数動画が設置されている場合は、最も視認性の高い動画をインデックスするようです。
インデックスされた動画とされていない動画の比較
実際に、運営サイトのサーチコンソールで、インデックスされない動画があるページを見ると、動画の設置されていた位置がページ中盤~下部に設置され、視認性という点でいえば視認性が低い状態にある事がわかります。
反対に、「インデックス登録済みの動画」で確認できたURLの動画の位置は、ページ上部に設置されていました。
やはり「視認性」による「動画のインデックスの登録不可」の理由は、
ページ内の動画が他のコンテンツに埋もれている可能性が高そうです。
インデックスされないURLに影響はあるのか?
インデックスされていない動画のあるページをサーチコンソールの機能「URL検査」で確認すると、
URLはGoogleに登録されていますが注意事項がありますと表示されます。
動画ページのインデックス登録の項目に「インデックス登録された動画はありません」と確認できますので、動画がインデックスされていない事が注意事項となりますが、動画自体がインデックスされていないとしても
動画を設置しているURL自体には重大な影響はなさそうです。
動画のインデックス対応は必要か?
Googleに検出された動画が重要な意味を持つ動画であれば、他のコンテンツに埋もれないように表示位置の変更や複数設置している動画の精査など対応を検討すると良いと思いますが、特にページに支障のない動画を設置していてインデックスされていないという事であれば、動画自体のインデックスの対応はそれほど重要視しなくても良いのではないでしょうか。
動画ページのインデックスまとめ
ここまで、サーチコンソールで動画ページのインデックス状況を確認出来る事をお伝えしてきました。
動画を重要なコンテンツとしてページ上に設置している場合は、とても便利なレポートとなりますが、仮に動画がインデックスされないとしても重要ではない動画だったら対応の優先度は低いと思います。
皆さんも一度、サーチコンソールにログインしてレポートを確認してみましょう。

この記事が役に立ったらSNSで共有してください。