[2022/08/31]
Dofollowリンクとは?SEO対策の知っておきたい豆知識
SEO対策をしていると被リンク対策も欠かせませんが、被リンクはどんなリンクでも良いというわけではない事をご存じかと思います。
「量」より「質」が求められる被リンクですが、被リンクに纏わる豆知識として「dofollowのリンク」についてご紹介します。
dofollowリンクとは?
dofollowのリンクというのは、あるページに張られたリンクの効果がリンク先ページに引き渡されるリンクの事。
dofollowという言葉をあまり耳にする事はないかもしれませんが、
SEOで効果のあるリンクの前提は、nofollowとなっていないdofollowのリンクであるという事を、はじめに覚えておきましょう。
多くの場合、普通にリンクを設定するとdofollowリンクとなりますが、nofollowの設定されたリンクも多く存在します。
どのような場合のリンクにnofollowが設定されるかというと、
広告リンクやSNSの投稿によるリンク、ブログのコメントなどは
運営サイト側でSEO(リンクパワー)の管理が難しくなるなどの理由により、大抵はリンクにnofollowが設定されています。
リンクの記述方法の違い
通常のdofollowリンクと、nofollowを設定したリンクの記述方法をご紹介します。
違いを確認してみましょう。
通常のリンクの設定(dofollowのリンク)
<a href="https://example.com">リンクテキスト</a>
nofollowの設定されたリンク
<a href="https://example.com" rel="nofollow">リンクテキスト</a>
上が通常のリンクの設定方法となります。
リンク先URLのみが記載されていますが、下のnofollow属性の設定されたリンクには「rel=”nofollow”」と記述されています。
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リンクに設定する属性の種類
さて、dofollowリンクとnofollowリンクを比較していますが、リンクに設定する属性の種類はnofollowだけではありません。
リンクを設定する場合の属性は次の3つがあります。
dofollowも交えてご説明します。
dofollow
リンクの効果がリンク先ページに引き渡されるリンクの事。
nofollow属性
リンクの効果が引き渡されないように伝える属性値。
sponsored属性
対価が支払われる広告系のリンクに設定します。nofollow属性同様にリンクの効果は引き渡されないように伝えます。
<a href="https://example.com" rel="sponsored">リンクテキスト</a>
ugc属性
ugcは「user generated content」を意味し、ブログなどのコメント欄のリンクに対し、ugc属性を設定します。
nofollow属性同様にリンクの効果は引き渡されないように伝えます。
<a href="https://example.com" rel="ugc">リンクテキスト</a>
nofollow、sponsored、ugcが設定されているリンクに関してはリンク先に効果を引き渡さないという指示を伝える属性ですが、2019年9月にGoogleのルール変更がGoogle検索セントラルブログにて発表され、2022年現在では確実に属性の指定通り従うのではなく、どのリンクを考慮し、または除外するかのヒントとして解釈するように扱われます。
また、この解釈の変更は、2020年3月1日からヒントとして適用となっています。
また、このタイミングで「sponsored属性」と「ugc属性」が新たに加わりました。
dofollowのリンクか、またはnofollowかどうか、確認方法は?
Google Chromeブラウザで確認する方法として、Mozのツールバーがあります。
インストール後、画像のMのマークをクリックし、起動します。
ツールバーが表示されたら、ペンのアイコンをクリックし「Followed」や「No-Followed」を選択すると
該当のリンクがハイライト表示されます。
本記事を表示させた状態で「No-Followed」をクリックすると、Mozのツールバーという部分がハイライトされている事を確認できます。これは、該当部分のリンクに「rel=”nofollow”」を設定しているからです。
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dofollowリンクまとめ
dofollowリンクについてご説明しました。
大まかにいうと、リンク属性「rel=”nofollow”」「rel=”sponsored”」「rel=”ugc”」が設定されていないリンクはdofollowリンクとなります。
SEO対策を進める上で効果の期待できるリンクはdofollowリンクです。
ちなみに、本記事を執筆しているSEO Packの提供するリンクもdofollowリンクとなります。
リンク対策をされる際には、dofollowリンクなのかどうかも気にされながら対策されると良いのではないでしょうか。
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