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Open Graph Protocol
この記事では「OGP (Open Graph Protocol)」について言葉の意味や記述方法など解説します。
OGP とは Open Graph Protocol (オープン・グラフ・プロトコル)の略称です。
Facebook、X(旧Twitter)などのSNS上でシェアされた時やシェアされたい時に、ページのタイトル、URL、概要、画像(サムネイル)を正しく伝えるためにHTMLソースに記述するタグ情報です。
OGPが設定されていと、SNS上でページのタイトルやURL、画像情報がユーザーの目にとまり、クリック率の上昇に伴うアクセス数の向上が期待できます。
はじめに、OGPを使用するにあたりprefix属性をhtmlのhead要素に宣言します。
- <head prefix="og: http://ogp.me/ns#">
<meta property="og:site_name" content="サイト名" />
<meta property="og:title" content="タイトル" />
<meta property="og:type" content="トップページはwebsite、個別(下層)ページはarticle" />
<meta property="og:url" content="記事のURL" />
<meta property="og:image" content="サムネイル画像のURL" />
<meta property="og:description" content="記事のdescription(記事概要)"/>
<meta property="fb:app_id" content=FacebookのアプリID" />
<meta property="og:locale" content="ja_JP" />
設定する基本的な記述は上記のようにmeta要素にproperty属性で記述しますが全て記載する必要はありません。必須の記述と任意の記述があります。
<meta property="og:site_name" content="サイト名" />
<meta property="og:title" content="タイトル" />
<meta property="og:type" content="トップページはwebsite、個別(下層)ページはarticle" />
<meta property="og:url" content="記事のURL" />
<meta property="og:description" content="記事のdescription(記事概要)"/>
<meta property="og:image" content="サムネイル画像のURL" />
それぞれのタグの意味は次の通りです。
その他、2024年版主要SNSの画像サイズがまとめられていますのでhootsuite.comも併せてご確認ください。
SEO Packのトップページの場合は、次のようにmeta要素にproperty属性で記述しています。
- <meta property="og:site_name" content="SEO Pack - 株式会社ディーボ" />
- <meta property="og:title" content="SEOとは?取り組むべき対策の基本と実践のポイントをわかりやすく解説|SEO Pack" />
- <meta property="og:type" content="website" />
- <meta property="og:url" content="https://seopack.jp/" />
- <meta property="og:image" content="https://seopack.jp/images/200_200_fb_logo.jpg" />
- <meta property="fb:app_id" content="382020928538609" />
- <meta property="og:description" content="SEO対策の基本的な考え方から実践方法までポイントを解説するSEO Packは初心者でも簡単に基礎対策が可能なツール付サービス。「内部対策」「コンテンツ対策」「外部対策」が実施でき、初めての対策に最適。「これからSEO対策を始めたい!」とお考えの方に対策の進め方をご紹介。"/>
- <meta property="og:locale" content="ja_JP" />
X(旧Twitter)に対応する為にはX(旧Twitter)用の記載を追加します。
- <meta name="twitter:card" content="Twitterカードの種類" />
- <meta name="twitter:site" content="@Twitterユーザー名" />
カードの種類は、「summary」「summary_large_image」「app」「player」などありますが、Webサイトの場合「summary」もしくは「summary_large_image」から選択します。それぞれ画像の大きさが違うので最適な方を選択しましょう。
summary | 画像の表示領域が小さい横長のサイズ(画像は1:1の正方形にトリミング)。 |
---|---|
summary_large_image | 画像の表示領域が大きい(画像は1.91:1の長方形にトリミング)。タイトル・説明文と共に表示される |
Facebookでは、次の記載を追加する事でFacebookインサイトにて詳細なユーザー分析が可能となります。
- <meta property=”fb:app_id” content=”アプリID”>
Open Graph Debugger - Facebook Developersにアクセスし、チェックしたいURLを入力「Debug」をクリックすることで確認できます。
※Facebookに事前にログインが必要
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SNSを利用した集客を目標とする場合は、OGP設定を必ず行ってください。
OGP設定を行うことで、画像を表示させることが可能になるため、クリック率の増加を期待できます。
ここまで、SNSでシェアしてもらう為にOGP設定をする事を紹介しましたが、OGP設定について注意したいポイントがあります。
各ページのhtmlにそれぞれOGP設定をしていきますが、ページ毎に固有のOGPを設定しましょう。理由としては、実際にシェアされた際にどのページのリンクも同じように見えてページの内容が上手く伝わらず機会損失に繋がります。このあたりはSEO対策と同じ考え方ですね。「og:title」や「og:image」などしっかりアピールできるように固有の内容を設定しましょう。なお、「og:description」の文字数は80~90文字が最適といわれています。ページに設定しているdescriptionを流用する場合には、80~90文字程度に最適化した文章を設定すると途中で省略される心配がないので確認してみてください。
OGPは適切に設定すると、SNSからのトラフィック獲得が大いに期待できます。逆を言うと、適切に設定されていないリンクはユーザーに魅力が伝わりにくくトラフィックの獲得に繋がりにくい為、機会損失を招いてしまいます。固有のOGPをサイト内のページに設定するのは手間がかかりますが、CMSを利用している場合はプラグインを活用するなど効率化をはかるなどしてサイト全体に設定してみましょう。
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