ブラウザによって検索順位が異なります。
どうしてでしょうか？

利用するブラウザ（Google Chrome、Firefox、Internet Explorerなど）によって、
確認するwebサイト検索順位が異なる事があります。

ブラウザによって検索結果が異なる理由

自社サイトの順位を確認している時に、ブラウザにより検索結果が変わっているなと感じられた事はありますか？日頃のマーケティングやSEO施策の評価をするにあたり検索結果の順位を確認する事がありますが計測する順位に違いがあるとどの結果が正しいのか判断に迷いが生じてしまいます。
ここでは、ブラウザにより「検索結果が変わる」場合、考えらえる理由を次に解説します。

上記に挙げた考えれられる要因として最も可能性があるのは1）の「パーソナライズド検索」を行っているケースです。 ブラウザ以外の可能性、例えば、キーワード順序やローカル検索（現在地が同じ）の条件、アップデートによる順位変動の有無、使用する検索エンジンに違いがない事を前提としています。

次に、パーソナライズド検索を無効にして検索する方法を下記にご案内します。

自分以外の人はどのように検索結果が表示されているか確認する方法

パーソナライズド検索の影響を受けない検索結果を確認する方法は「シークレットモードで検索」します。

シークレットモードとは、プライベートブラウジングとも言いますが、ブラウザの機能のひとつでプライバシー保護のために使用されます。シークレットモードを使うと、次のような特徴があります。

• 閲覧履歴が保存されない
• Cookieやサイトデータが保存されない
• フォーム入力情報が保存されない

シークレットモードを使ったブラウザを閉じると、閲覧履歴やCookieなどの情報が自動的に削除されます。また、フォームに入力した情報は保存されません。その他、ここで一番ポイントなのが、パーソナライズド検索の影響を受けずに検索を行う事ができる点です。下記手順で確認することができます。

▼シークレットモードで確認する(Chromeの場合)

1. Chrome ブラウザを開きます。
2. ブラウザ ウィンドウの右上にある 「設定」 をクリックします。
3. [新しいシークレット ウィンドウ] をクリックします。
4. 別ページでシークレットモードが開きます。ウィンドウの右上や画面中央に人の形をしたアイコンが表示されていることを確認します。
5. シークレット モードを終了するには、シークレット モードを開いているブラウザを閉じると終了となります。

※シークレットモードは、ブラウザの右上のアイコンの他、以下の方法で表示できます。

また、サードパーティ製の順位チェックツールを利用している場合は、先の3つの理由に加えて、順位チェックツール自体のプログラムに不具合があることも、理由の1つとして考えられます。

その場合は、サードパーティ製の順位チェックツール提供元に確認されると良いでしょう。

ブラウザにより検索順位が違う理由まとめ

ブラウザにより検索順位が変わる理由として最も考えらえられる理由が「パーソナライズド検索」を行っているケースです。Googleにログインしていると過去に表示したページを優先的に検索上位に表示するなどのカスタマイズされた検索結果が表示されることにより、ブラウザにより検索結果が変わる可能性があります。対応として、ブラウザのシークレットモード（プライベートブラウジング）機能を利用して確認するなどして順位を確認してみましょう。

また、SEO PackのSEOツール「seodoor」にも順位計測機能があります。一度に多くの順位を計測される方はseodoorの機能を活用する事をご検討ください。