スマホSEO（モバイルSEO）は、何をすればいいですか？

スマホSEO（モバイルSEO）は特別な対策ではなく
基本的には「いつものSEO対策と同じ」方法で問題ありません。

スマホで見た「検索結果」とパソコンで見た検索結果に違いが出る場合がある

検索するデバイスがスマートフォンでもパソコンでも、「検索ユーザー（人間）」の求める情報には大きな違いがないと検索エンジンは評価していると予想されますが、リッチリザルトの有無などデバイス毎にGoogleが必要とする検索結果の見せ方は少し変わってくる可能性があります。

また、検索時の地域や時間、環境などにも影響される事は考えられます。

以下は、同時刻に同じ場所でパソコンとスマホで「お歳暮」と検索した検索結果画面です。

リッチリザルトの表示など、パソコンとスマホでの検索結果には違いが見られます。

モバイルフレンドリーとスマホSEOの関係は？

Googleが発表した「モバイルフレンドリー・アルゴリズム」というスマホ関連のアルゴリズムアップデートがあります。「スマホ専用のSEOテクニックがあるのか？」や「スマホ対応すれば順位があがるのか？」と思いがちですが、そうではありません。

「モバイルフレンドリー」は、サイトやページがスマホ対応しているのかしてないのか？を評価するためのアルゴリズムです。

しかしモバイルフレンドリーが2015年にモバイル検索の評価指標の一部となったので軽視できません。次のような状態はモバイルフレンドリーのサイトではないと見なされる可能性があります。確認し改善をしましょう。

• フォントサイズが小さすぎる
• ビューポートが設定されていない
• ビューポートが「デバイスの幅」に収まるように設定されていない
• クリックできる要素同士が近すぎる

モバイルファーストインデックスの導入について

モバイルファーストインデックスとは、サイトの評価を「モバイル版ページ」の評価に応じて検索順位を決める仕組みのことです。以前までGoogleは「パソコン版のページ」をインデックスし、そのページを評価し、検索順位を決めてきました。その評価対象が「パソコン版のページ」から「モバイル版のページ」へ変化するという事ですが、2022年現在、既にモバイルファーストインデックスが適用されています。

モバイルファーストインデックスは、世界中でスマホ利用ユーザーが増加しパソコンからのGoogleへのアクセスを上回っている事から、スマホユーザーが更に使いやすく、欲しい情報が見つかるようにする目的で導入される事となったようです。

「モバイルフレンドリー」なサイトかどうか確認しよう

モバイル対応は済んでいますか？
スマホ専用のSEO対策テクニックというのは特別無いですが、モバイルフレンドリーを意識したサイトづくりを進めましょう。

モバイルフレンドリーなサイトであること「だけ」で評価は決まりませんが、
デバイスにより検索結果の表示に違いが出る場合があります。スマホユーザーの訪問も重要視しているなら、すぐに対応することをおすすめします。

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スマホSEOで「これをすれば上位になる」という方法はありません。

モバイルフレンドリーに限りませんが「○○したから1位になる！」ということはありません。

Googleは、200以上の項目でサイトを比較しランキングします。
モバイルフレンドリーの確認項目が全てクリアになっていなくても、他の要素がよければ上位に評価されますし、モバイルフレンドリーであっても中身のないサイトであれば上位に評価されることはありません。

ただ、検索ランキングを高める要因として「モバイルフレンドリーであること」は、それだけで上位になることはなくとも、確実にサイトの評価を高めます。

また、スマホユーザーは増え続けています。
あなたのサイトに来てくれるスマホユーザーのためにも、
スマホユーザーの利便性を高めることをおすすめします。

スマホSEO（モバイルSEO）まとめ

スマホのSEO対策もパソコン表示のSEO対策も基本的には同じ。しかし、スマホとパソコンの検索結果には違いが出てくる場合があります。スマホ表示のSEO対策は、モバイルフレンドリーを意識したページづくりを進めましょう。

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