[2016/03/14] (最終更新日 2021/06/21)
サイトのトラフィック減は、順位下落?
サイトのトラフィックが減少した際に疑うのは、キーワード順位の下落です。
ただ、キーワード順位の計測をメインキーワードだけで実施している場合、メインキーワード以外の周辺キーワードの順位が下落したのか全く状況がわからないと思います。
本来ですと、メインキーワード以外にも、たくさんのキーワードで順位計測を行っている必要がありますが、多くのWEB管理者はそれを実施していません。
そういったとき、現状はどうなっているのか、ざっくり判断することができます。
以下にその方法についてご案内します。
目次
サイトのトラフィックが減少した仮説
トラフィックが減少した仮説として
1)メインキーワードのキーワード順位が下落した
2)周辺キーワード(ロングテールキーワード)など全体的にキーワード順位が下落した
の2つの可能性があります。
1)のメインキーワードに関しては、順位を計測している可能性がありますが、キーワード順位を計測していないそのほかのキーワードについては、GoogleAnalyticsを確認することで仮説を立てることができます。
Googleアナリティクスで状況を確認する
メインキーワード、サブキーワードのトラフィック、種類に変化が無いか確認する
1.Google Analytics-サイトを選択する
2.集客-[サマリー]-[すべてのトラフィック]-[チャネル]-[ Organic Search]をクリックする
3.日付を1日だけに指定する
4.上位に表示されているいくつかのキーワードのセッションを確認します。
5.日付を別の1日に指定し、上位に表示されているキーワードが変化していないか、セッションが低下していないか確認します。
※日付を1日だけに指定して、数日確認することで、トラフィックの多いキーワードが変わったか、トラフィックの多かったキーワードのセッションが低下していないかを確認し、メインキーワード、サブキーワードでの状況を把握します。(祝日や週末を含まない5日程度確認すると十分状況を把握できるかと思います。)
→メインキーワード、サブキーワードでのトラフィックが減少しているようであれば、対象ページのSEO対策の見直しを行います。
問題が無いようでしたら、周辺キーワード(ロングテールキーワード)での状況を確認します。
周辺キーワードの来訪キーワード数に変化が無いか確認する
先と同じようにGoogleアナリティクスで、確認します。(手順4までは同じ)
1.Google Analytics-サイトを選択する
2.集客-[サマリー]-[すべてのトラフィック]-[チャネル]-[ Organic Search]をクリックする
3.日付を1日だけに指定する
4.その日に検索されたキーワード数を確認する。
5.日付を変更して、その日に検索されたキーワード数を確認する
→キーワード数が減少している場合は、全体的なキーワード順位が低下している可能性があります。下層ページやブログなど、周辺キーワードでの集客の主軸となっているコンテンツを確認して、さらなる強化を図ります。
周辺キーワードを複数持てるように下層ページや、ブログの運営を行うことで、SEO順位の低下によるダメージが少なくなり、安定したトラフィックを見込むことができます。
また周辺キーワードは、競合サイトが弱いことが多いため、文章のリライトのみで、キーワード順位を回復させることが期待できます。
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まとめ
トラフィックが低下した時は、どのキーワードでの(メインキーワード、サブキーワード以外か)来訪が低下しているかを早期に見極めて、対策強化を行います。
最もよいのは、サイトへの来訪が考えられるすべてのキーワードの順位を取得することですが、早急に対策するのであれば、ご案内したGoogleアナリティクスの状況で判断してもよいでしょう。
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