[2016/03/10] (最終更新日 2021/08/06)
サイトリンクの表示と、URLの指定方法
サイトリンクとは、検索結果ページに表示されるサイト内のリンク集のことです。
サイトリンクは、Googleのアルゴリズムによって自動化されており、表示の有無、表示される内容が決定されています。
結果によって、サイトリンクの表示があったり、なかったりするのは、基本的にはGoogleが、検索ユーザーの役に立つと判断した場合のみ、検索結果に表示されるからのようです。
また、検索ユーザーの検索クエリに関連性が無いと判断されるサイトリンクは表示されないようです。
今後は、サイト管理者が制御できるようになる可能性があるとGoogleは言っていますが、現在のところはできません。
目次
サイトリンクがある事のメリット
検索結果ページでサイトが目立つようになる
サイトリンクが表示されることで、表示スペースが大きくなります。そのためユーザーの目に留まりやすくなり、クリック増が期待できます。
サイトリンクに指定されたページのクリックが増加する
ユーザーは、サイトリンクから直接求める情報がありそうなページにアクセスします。そのため、サイトリンクに指定されたページのクリックが増加します。
サイト管理者の希望通りにサイトリンクが表示されるとメリットが多いです。
希望のURLをサイトリンクに表示させるためには
Googleのアルゴリズムで決定されていますので、希望のURLをサイトリンクに表示させる決まった手順は公開されていません。
しかし筆者は、下記の事項がサイトリンクを表示させるポイントとなっていると推測しています。
1)TOPページからリンクが設定されている必要がある
サイトリンクに採用されているページは、TOPページからリンクされている(リンクで辿れる)ことが重要であると考えます。
※サイトリンクには、サブドメインも表示されることがあります。
2)内部リンクを見直しする
ドメイン内で、重要なページと位置づけする必要があると推測します。その為、次の2点を念頭に内部リンクを見直しすると良いでしょう。
・内部リンクを設定する際のアンカーテキストに気を付ける
ドメイン内で重要なページとするには、内部リンクが有効です。
グローバルメニュー、フッターリンク、コンテンツ内から、サイトリンクに表示させたいURLへのリンク設定を行うと良いでしょう。
また、リンク設定を行うときは、アンカーテキストに注意を払う必要があります。
サイトリンクに表示させたいキーワードを、アンカーテキストの先頭に含むように設定すると良いでしょう。
3)ある程度の検索数、トラフィックがある
サイト内の導線を整えて、トラフィックを増加させるには、グローバルメニュー内にサイトリンクとして表示させたいURLを追加してもいいかと思います。
また、サイトリンクに表示させたいURLがユーザーにとって価値のある情報を提供しているページであることも重要です。
そのページに対してSEO対策を実施することをお勧めします。
4)サイトリンクに表示させたいページのタイトルは固有のものにする
ドメイン内でタイトルが重複するものがあるのは、サイトリンクに関係なくNGです。
サイトリンクに表示させたいURLのタイトルは、固有でページの内容が端的に伝わる内容になっているかを再度確認してください。
また、サイトリンクに表示させたときに表示させたいタイトルになるようコントロールすることも重要です。
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サイトリンクに表示されたURLを削除したい場合
サイトリンクに表示されるリンクの中で、意図しない(表示させたくない)URLが含まれてしまう場合もあるでしょう。
そんな場合は、Googleにサイトリンクに表示されたURLの削除申請を行うことができます。
※ここで申請を行っても必ず削除されるわけではありません
※削除したURLは、SEO評価が低下する可能性が高くあります。慎重にご検討の上、実施してください。
まとめ
サイトリンクが表示されることで得られるメリットは、サイト運営者側にも検索ユーザー側にも、大きい事がわかります。
サイト自体の価値が高いと判断されているサイトほど、サイトリンクを設定してもらえているように思います。
サイトの価値が高いとは、各ページにSEO対策ができていること、コンテンツ内容が充実している(ユーザーに良い情報を提供しようとしている)ことが関係しています。
まずは、TOPページのSEO対策を実施し、次にサイトリンクに表示させたい主要ページのSEO対策を実施してはいかがでしょうか。
Googleで「SEO Pack」と検索すると、2021年8月6日時点では、以下のようにサイトリンクを確認しました。
1)SEO Packの無料SEOツール
2)キーワード難易度チェックツール
3)ブログトップ
4)SEOツール「seodoor」
上記4ページの内、3つはSEOツールのページとなります。
SEO Packは多数の無料SEOツールをリリースしていますが、SEOツールのSEO Packという認識をされているのでしょうか。
また、4ページ共にアクセス数や内部リンクが多いページとなります。
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