[2015/02/10] (最終更新日 2021/07/20)
【Google】あるキーワードジャンルで順位変動が大きくなる現象
近年のアルゴリズムの進化で、Google順位変動も多様化してきています。中でも注目すべきなのが「検索キーワードのジャンルごとに変動幅が異なる」現象です。
以前との違い
キーワードジャンル毎に変動値が異なる現象自体は以前からありました。しかし最近は、その変動の違いがより顕著なケースが起きています。
また、特定のジャンルが対象のアルゴリズムもいくつか行われています。典型的なものではパイレーツアップデートなどがありますが、それ以外にも特定ジャンルで変動が見られるという情報がよく報じられています。
自分の狙うジャンルの変動を確認する
そうした中、自分のターゲットキーワードを含むキーワード群(キーワードジャンル)の変動を確認できれば、SEO対策をより的確に行うことができるようになります。
そのため、我々で提供させていただいている順位変動ツール namaz.jp に、キーワードジャンル別の変動値を表示する機能を、本日リリースしました。
上図のように、棒グラフの下の「キーワードジャンル別変動幅はこちら」という黄色いボタンをクリックすると、11ジャンルの個別変動値が現れます。
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過去の変動値をジャンルごとに確認する
さらに、ジャンル名をクリックすると、棒グラフがジャンル毎のデータに切り替わり、狙ったジャンルの過去日付の変動データを確認することができます。
例えば、右端の「財務、金融、法律」では、このように表示されます。
棒グラフが赤もしくはオレンジになっている日が2日間あります。この期間(2月4日から5日)は、Google全体平均でも大きな変動が計測された日でした。
次に、ジャンルリストの左端にある「旅行、観光」をクリックしてみます。
こちらでは赤やオレンジのグラフが見当たりません。他のジャンルが動いていた2月4日から5日も、こちらはさほど変動は大きくなかったことがわかります。
文章だとイメージしにくいかもしれませんが、一度アクセスして実際に見てみると、すぐ理解できると思います。
付記:その他のnamaz.jp機能改善
なお、今回のnamaz.jp機能追加と同じタイミングで、他にもいくつかのマイナーチェンジを行います。そちらについても、追ってお知らせしていきたいと思います。
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