[2016/08/01] (最終更新日 2021/06/15)
【速報】海外でGoogle異変継続、日本はまだ「微熱」?
以前お伝えした海外での大規模なGoogle順位変動が、形を変えつつ今も継続しています。今回の変動は、検索トラフィックの質という面でも「異変」と呼べる状況が報告されています。
日本の検索順位への影響レポートや注意点などをお伝えします。
続く異変、アルゴリズム手動調整のおそれ
現在のGoogleの状況としては、下記のような状況が報告されていました。
- 検索訪問の著しい減少や、コンバージョンの一時的な激増(順位の激しい変動が原因?)
- Googleボットのクロールの著しい増加
- 低品質なページが突然1ページ目に出てくる
こうしたことから、Googleアルゴリズムになんらかの手動調整が行われている可能性があり、当ブログでは、SEO対策中のサイト管理者に対し、検索順位の注視をすすめていました。
海外は概ね同じ変動状況続く
それから週明けとなる本日、海外の各Google順位計測ツールのいくつかは、いぜんとして中~大規模の変動が起きているデータを示しています。
MOZCASTは一度変動が落ち着いているデータとなっていますが、SERPmetricsやAlgorooでは、現在も大きな変動データを検知していることがわかります。
SEO/SEM関連のオンラインフォーラムWebmaster Worldでは、現在も異変を伝える内容がポストされています。
(検索トラフィックが)ぐっと上がったんだけど、すぐまた戻ってしまった。クローラーの動きはぴたりと静止している。
ビッグワードであるサイトが13位から3位に駆け上がった!トップページはイメージがなく、コンテンツは薄いのだけど。おかしなことになってきた。
今回のアップデートが展開されてから、コンバージョンが史上最低だ。
glakes, 10:00 pm on July 29, 2016
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日本はまだ「微熱」?大変動には至らず
一方日本国内の状況として、検知ツールnamaz.jpのデータを見てみます。こちらでは、このところ2週間ほどにわたり、順位変動が継続しています。
ただし、変動はいずれも小規模なものにとどまっており、いわば「微熱」のような状態が続いている状況で、海外ほどの大きな順位の動きはまだ見られません。
週末にかけ注意、対策は漏れなく
これまでの傾向として、アルゴリズム更新による順位の大きな変動が海外で先に起こった場合は、その週もしくは次の週の週末(金・土・日)に日本に波及することが多くなっています。
そのため、国内サイト管理者の方は、今週から来週末にかけ、自分のサイトの検索順位の注視を続けるようおすすめします。
また、特にビジネスサイトだと、SEO対策を行っておくことで、アルゴリズム更新時に順位の安定もしくは上昇するケースが多くなるため、基礎対策となる ①コンテンツ改善 と ②被リンク対策 を全サイトで行っているか、今一度確認するようおすすめします。
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