[2016/08/04] (最終更新日 2021/06/17)
【速報】また順位変動、売上増サイト多発か/Google
先週から断続的に続いている海外のGoogle順位変動ですが、米東部時間8月2日午前三時頃、再び動きが活発となり、SEO/SEMオンラインフォーラムでのレポートが相次ぎました。速報でお伝えします。
2日未明また異変、レポート相次ぐ
米東部時間8月2日午前三時頃、SEO/SEM関連の著名オンラインフォーラムであるウェブマスターワールドで、順位変動やGoogle検索の変化について、多くの投稿が行われました。
その中には検索順位が大きく動いているとの報告が見られ、また今回の変動が、今週初めに当ブログでもレポートした「Googleの異変」の反動である、という声も聞かれました。
普段は検索ボリュームの大きいワードで、訪問が激減している。普段ならもう問題解決ができているはずだが、こんなに完璧なまでにロスが発生して解決できないのは、私の9年間のサイト運営キャリアでも初めてだ。問題発生が完全にランダムで、傾向がつかめない。
先週起きていた異変がことごとく逆戻りしている感じ。自分の管理サイトでは、上がったグループと下がったグループに分かれる。全体的に見ると、トラフィックは上がっているね。そして、売上が素晴らしいことになっている。同じような人はいないかな?こちらはUKでEコマースサイト。
こちらも同じ状況だ。トラフィックの大きいキーワードで、大きなロスが起きてる。こちらの売上は先週末から完全に止まってしまっている。
最大の勝者は…Amazon.comだろう。私達のキーワードのジャンルだと、どの検索クエリでも1ページめに最低4つから7つくらいまでAmazon.comが入っている。
各検知ツールも大きな反応、シンクロか
また、各国のGoogle変動トラッキングツールのうちいくつかが、極めて大きな変動を検知しています。
SERPMetricsやMOZCASTでは、最新日データが飛び抜けて高い値を示しています。上述のウェブマスターワールドスレッドで出た変動の報告とシンクロした動きと見られます。
国内ではいぜん「微熱」?
一方、日本国内の変動トラッキングツール namaz.jp では、まだ海外ほどの大きな動きは計測されていません。
とはいえ、現在時点で変動幅は7.4位と、この2週間続いている変動の幅よりもいくぶん高い値が出ています。海外の変動は、その週末および翌週末に日本へ到達するケースが多く、とくに国内向けのビジネスサイトを構える管理者の方は、週末にかけ自サイトの順位に注意を払って下さい。
なお、SEO Packを利用しSEO対策を行っているサイトの順位上昇率は、現時点データで92.4%と、変わらず高い値を示しています。SEO対策を行うサイトはアルゴリズムアップデートで好影響を受けることが高いことが、過去のアップデート時データからわかっています。
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続くアルゴ調整?SEO対策サイト有利に
ペナルティ多発などではなくアルゴリズム調整とみられる今回の変動では、ウェブマスターワールドで好影響を受けたサイトも多く報告されたことや、SEO Pack利用サイトの高い順位上昇率から、今回も同様に、適正なSEO対策を行うサイトにアルゴリズム変動がプラスに働いていると見られます。
現在すでにSEO対策中のサイトは、そのまま継続し、今週末・来週末の順位変動に注意してください。また、まだ対策を始めていないビジネスサイトがある場合は、重要度の順でできるだけ早めに基礎SEO対策を始めて下さい。
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