[2014/02/12] (最終更新日 2021/06/16)
キーワードがいっさいないサイトでSEOをしたらどうなる?
今回の実験の条件は:
- タイトル、本文とも、キーワード「sapporo cafe」は入れないでサイトAを公開
- 別のサイトに、アンカーテキスト「sapporo cafe」で、サイトAへのリンクを設定
- サイトA掲載順位は、実験開始前で23位
- リンク獲得後、何日で何位まで変動するかを確認
というもの。
キーワード(sapporo cafe)を全然含んでいないサイトでも、リンクとアンカーテキストの力だけで、サイトの順位は上がるのでしょうか?
被リンクとアンカーテキストだけで、7位へ急上昇
実験の結果は:
- 初回のリンク設置時23位から、13日後には7位に急上昇
- 翌日5位まで上昇、以後10日間ほど5位から7位で変動
- 5位上昇後10日目にリンクを全て削除
- 徐々に下降し28位へ、以後その周辺で変動
というもの。
完全に「被リンクとアンカーテキストだけ」の力で順位の上昇が起こりました。また、リンク設置中は高い順位の保持もできています。
被リンクの順位上昇力を再確認
順位を上げたいサイトそのもののタイトルや本文をキーワードやテーマに最適化させること(内部対策)の重要性が叫ばれる昨今ですが、その一方で
であることが、今回の実験でわかりました。
ただし、もちろん、闇雲にリンクを設定すればよいというものではありません。いくら今回の実験でうまく行ったからといって、自然なリンクでなければ、順位上昇への効果は限定的になってしまいます。
自社と競合のSEO対策状況を把握したのち、自然なリンク獲得をベースにしてSEO施策を練っていくのが、もっとも効率的です。また、そもそもの基本的なこととして、下記のような無料のサービスを一度活用して、ターゲットキーワードを見直すことも非常に効果があるでしょう。
※この記事は、2013年6月より実施されているディーボのSEO実験の結果に基づき作成されています。
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