[2018/05/23] (最終更新日 2021/07/15)
施行迫るGDPR。アナリティクスを利用の貴サイトも無関係ではない?
2018年5月25日に施行される「EU一般データ保護規則(GDPR)」。
日本にいても様々なサービスからGDPR施行に伴うお知らせをメールで受け取っている事でしょう。
そもそもGDPRと私たちは何か関係があるの?と思っていた方のために、
3分でわかるGDPRとアナリティクスの関係をご紹介します。
GDPRとは
GDPRとは個人データの保護や処理・移転、取扱について定めたEUに加盟する国が対象の法律です。
では「EUで活動していない日本では関係ないのでは?」と思いがちですがそうでもないのです。
例えばこのような日本法人はGDPRが適用
- EUに現地法人や支店がある
- EUで個人データを収集している
- EUに個人データを扱うデータベースやサーバーがある
- EUに商品・サービスを販売している
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私たちが利用するサービス「アナリティクス」も対象
サービスを受ける側の私たちも無関係ではありません。
GoogleアナリティクスはWebサイト分析に、今や欠かせないツールですが、5月25日までに「設定変更しないと全データが消去される!」という情報を耳にした方も多いのではないでしょうか?
GDPR施行によりデータの保持期間が変更になるのは「User-ID」を利用したデータになります。
全データではないので、まずはご安心ください。
とはいえ、データを消されるのはちょっと…という場合には、
以下の流れで設定が変更できます。
- ログインし歯車アイコン「管理」をクリック
- プロパティ→トラッキング情報→データ保持を表示
- 『ユーザーデータとイベントデータの保持』部分を「自動的に期限切れにならない」を選択、
『新しいアクティビティをリセット』項目を「オフ」を選択 - 保存
GDPRまとめ
以上、3分でわかるGDPRとアナリティクスをご紹介しました。
このように「EU一般データ保護規則(GDPR)」の施行は、私たち、サービスを利用する側も無関係ではありません。
SEO対策は外部対策も内部(コンテンツ)対策も重要です。
コンテンツ対策の改善には、アナリティクスデータ活用がヒントになります。
総合SEOパッケージのSEO Packを利用しながら、アナリティクスのデータに今一度目を向け、貴サイトの目標達成に取り組みましょう。
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