[2019/12/13] (最終更新日 2021/08/16)
GoogleのBERTがついに日本語で適用開始!今後に必要なSEO対策は?
Googleは日本時間2019年12月10日、自然言語処理技術「BERT」を日本語を含む70以上の言語に適用させたことをtwitterで公表しました。
BERT, our new way for Google Search to better understand language, is now rolling out to over 70 languages worldwide. It initially launched in Oct. for US English. You can read more about BERT below & a full list of languages is in this thread…. https://t.co/NuKVdg6HYM
— Google SearchLiaison (@searchliaison) December 9, 2019
BERTとは?
BERTとは自然言語処理技術(NLP)の一種でBidirectional Encoder Representations from Transformersの略となり、訳すと「Transformerによる双方向のエンコード表現」となります。
ここで言う「Transformer」というのは、2017年に発表された自然言語処理分野で使用される深層学習モデルです。「Transformer」によりBERTの特長ともいえる「文脈を読む事」が実現されました。
人間の話す言語の「文脈」を理解するといわれるBERTは、検索エンジン『過去5年で最大の飛躍』とGoogleに言わしめた注目すべきアップデートです。
気になっていた方も多いのではないでしょうか。
英語検索向けに初めてBERTがリリースされたのは2019年の10月25日。それから約2カ月で展開範囲を世界70以上の言語に適用させました。
モバイル検索の普及により「検索クエリの多様化」に対応するべく導入されたBERTですが、日本語にも適用された今、文章の文脈を理解・反映した検索結果が表示されていきます。
2021年にはBERTの1000倍の性能を持つアルゴリズムが登場!
画期的な自然言語処理技術「BERT」の登場は世界中が注目しましたが、なんと2021年、BERTよりも1000倍以上の性能といわれるアルゴリズム「MUM(Multitask United Model)」が登場したようです。
Googleの技術の進歩には驚かされますね。
BERTとMUMの違いは何かというと、BERTは順番に処理していたとすると、MUMはマルチタスクで処理できるようになったという点が大きな違いのようです。
より複雑な理解が可能となってきているのですね。
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BERT導入以降のSEO対策方法はどう変わる?
さて、少し話がそれましたが、私たちはこれからBERT用に特別なSEO対策が必要なのでしょうか?
答えは「NO」です。
今まで同様『検索ユーザーの検索意図に応えるようなコンテンツを作成する』事が求められます。
検索意図は上位サイト傾向からある程度推測する事ができます。
「買いたい」のか「知りたい」のかなど、まずは大まかに検索意図の傾向を把握してみましょう。
上位サイトの分析にはSEOツールを使うと便利
手動で、上位サイトの状況をひとつひとつ分析していくのは、なかなか骨が折れる作業です。
そこで、ツールを活用し簡単に必要な情報を分析・比較してみてはいかがでしょうか。
インターネットで検索すると様々なSEOツールが見つかると思いますが、上位サイトの分析ができるツールとしておすすめのツールは「seodoor(セオドア)」というツールです。
seodoorは、SEO Packをご利用いただいていた方はご存知かもしれません。
SEO Packの付属ツールだったseodoorを、2019年4月に改修させていただき、SEO Packのご契約を頂かなくてもseodoorのみのご利用・ご契約できるように商品開発させていただきました。
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必要な文章の情報量や共起語、hタグの使用状況など、上位サイトを分析した結果を簡単に取得できる機能ですが、取得した情報を眺めてみると、
必要な情報の傾向=検索意図が見えてきます。
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