[2015/10/16] (最終更新日 2021/06/25)
SEOに効果的なアンカーテキストにするための4つのポイント
SEO対策したキーワード(アンカーテキスト)を分散させて、ペナルティを受けないように調節するアンカーテキスト分散と効果。
SEOPackの新規ユーザー様からよく「アンカーテキスト分散」がよくわからないというご質問をいただきます。
そこで今回はアンカーテキスト分散とその効果について説明していきます。
目次
アンカーテキストとは
アンカーテキストとは、簡単に説明するとリンクが設定されたテキスト部分のことで、「リンクテキスト」ともいいます。
HTMLでは下記のように<a></a>で囲んだ「SEOブログ」の部分がアンカーテキストになります。
<a href=”/seoblog/”>SEOブログ</a>
SEOにおけるアンカーテキスト
検索エンジンのアルゴリズムでは、アンカーテキストの文字列はリンク先(外部サイト)のコンテンツと強い関連があると考えられています。
そして、外部サイトからのリンク(被リンク)を多く受けてると、そのサイトはGoogleからの評価が高くなり、検索結果で上位に表示されます。
これがSEOの外部対策です。
つまりGoogleのSEOの外部対策において、アンカーテキストにSEO対策をするキーワードが含まれているというのは基本中の基本となり、“対策キーワードと完全一致したアンカーテキスト”を設定することで、特定キーワードでの上位表示が狙えます。
ただし、アンカーテキストを“対策キーワードと完全一致したアンカーテキスト”ばかりにしてキーワード比率を多くしてしまうと、Googleから「不自然なページだな」「スパム行為か?」とみなされて、ペナルティの対象になってしまうので注意してください。
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ペナルティのリスクを分散する「アンカーテキスト分散」
先にも書きましたが、アンカーテキストが“対策キーワードと完全一致したアンカーテキスト”ばかりにしてしまうと不自然に見えてしまいます。
そこで、不自然に見えないようにするために“アンカーテキストのキーワードを分散させて、ペナルティを受けないように調節する”ことが必要になります。
これを「アンカーテキスト分散」と呼びます。
アンカーテキストをどれくらい同じにするとペナルティを受けるかは明確にはわかりませんが、分散させることでペナルティを受ける可能性はグッっと下がります。
「ペナルティを受けないようになるのはいいが、アンカーテキストを分散させると効果が弱くなるのでは?」と思うかもしれませんが、これは以前に弊社で実験をし“アンカーテキストが分散していてもSEO効果は十分に出る”という結果が出たので安心してください。
その実験の内容は
「外部リンクのアンカーテキストが分散していると効果はない?」
に書かれてますので、確認してみてください。
アンカーテキスト分散は自然さが大事
有料リンクばかりに目を向けていると見逃しがちなのですが、自然に受けた被リンクのアンカーテキストというのは、サイトタイトルだったり、URLだったり、会社名だったりとさまざまです。
そのため、アンカーテキストが対策キーワードと一致することは珍しく、キーワードが偏ることもほとんどありません。
なので、自然に受けた被リンクに見せるには“自然”なアンカーテキストにし、なおかつ分散させましょう。
また、アンカーテキストにはさまざまなものがあるという観点から、対策キーワードと一致しないアンカーテキストにしても良いですし、対策キーワードを上手に含めたタイトルを考案したり、共起語(単語と一緒によく使われる語句)を用いるなどして、アンカーテキストを工夫してみると、より高いSEO効果が得られるかもしれません。
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SEOPackの無料オプション
SEOPackではGoogleのSEOの外部対策の基本に従い、お申し込みいただいたキーワードをアンカーテキストとして設定しています。
そして、無料オプションとしてアンカーテキスト分散もご用意しています。
アンカーテキスト分散はユーザー様ご自身でご契約中いつでもseodoorから設定・変更が可能です。
seodoorにログイン後、ページ下部のSEO Pack登録サイト情報の項目で、下の画像のように該当案件のご契約の[追加テキストリンク変更]ボタンをクリックしてください。
編集ウィンドウより、アンカーテキスト分散の設定・変更ができます。
ぜひ、ご利用ください。
SEO対策キーワードと完全一致の内部リンクは大丈夫!?
アンカーテキストというと、サイト内のほかのページへの内部リンクもそうですよね。
でもこれって、「キーワードを含めたアンカーテキスト比率的にヤバイんじゃ?」って思いませんか?
でも安心してください。
この疑問に関しては、Googleの検索品質チームの責任者であるMatt Cutts(マット・カッツ)氏がウェブマスター向けのQ&Aビデオで回答してくれています。
ひとことで解説すると、
「普通は問題ない。内部リンクによって何かトラブルが起きることは普通はない。」
ということです。
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まとめ
SEOに効果的なアンカーテキストにするための4つのポイントに注意しましょう。
- リンク先のコンテンツがわかるようなアンカーテキストにする
- アンカーテキストにSEO対策するキーワードを含める
- 自然なアンカーテキストにする
- ペナルティを受ける確率を下げるために、アンカーテキストを分散する
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