[2015/09/30] (最終更新日 2021/06/21)
ペンギンアップデートがわからない人この指とーまれ!
SEOのことを調べてると必ず出てくる「ペンギンアップデート」。
SEO対策をするなら必ず知っておかないといけない単語です。
さて皆さんは「ペンギンアップデート」という単語を目にしたことはありませんか?
今回はSEO対策をするなら知っておかないとヤバい「ペンギンアップデート」について書いていきます。
ペンギンアップデートってなに?
ペンギンアップデートとは、Googleが検索エンジンの検索結果順位を決めるために使われているアルゴリズムのアップデートの1つです。
その中でもトラフィックを増やそうと不正に順位操作しようとするスパムサイトや、Googleが公式に発表しているウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドラインに違反してしているサイトを排除し、質の高いコンテンツを持ったサイトを評価するためのアルゴリズムアップデートのことです。
簡単に言うと、Google掲載サイトを採点し評価するアルゴリズムアップデートです。
このペンギンアップデートが行われると、スパムサイトやガイドライン違反しているサイトは悪質と判断されてサイトの評価が下げられることがあるので、サイトを運営するウェブマスターにとっては脅威なアップデートです。
ペンギンアップデートが実施された理由
本来Googleの基本概念は「ユーザーが求める内容を提供する」です。
つまり検索エンジンは、ユーザーが求める内容を検索結果に反映すると言うことです。
しかし、Googleのガイドラインに違反する過度なSEOを行って検索順位を操作する行為が蔓延し、ユーザーに正しい情報を提供できない状態になっていました。
ユーザーが求める情報を提供できないということは、Googleからユーザーが離れてしまいます。
そこで不正な順位操作を改善するために2012年4月に導入されたのがペンギンアップデートです。
ペンギンアップデートが行われたおかげで、100%とまではいきませんがスパムサイトやガイドライン違反しているサイトは減りました。
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悪質と判断されペンギンアップデートの対象になる行為
- 検索エンジンスパムの利用
検索エンジンスパムとは、不当な方法で検索順位をあげようとする行為のことを指します。
例としては、隠しテキストや隠しリンク、不正なリダイレクト、クローキング、自動生成ツールを使ったリンクの獲得などがあります。 - 品質に関するガイドラインの違反
Googleは検索サービスの使いやすさを維持するため、ウェブマスター向けに「品質に関するガイドライン」を提示しています。
このガイドラインの中では、サイトを運営するウェブマスターが行うべきではない違反行為が説明されています。
これらの行為が行われているとアルゴリズムが判断した場合、ペンギンアップデートはそのサイトの検索順位を下落させます。
ただし、アルゴリズムによる自動的な判断のため、ウェブマスターが意図的に実施した行為じゃなくても順位下落の対象とされてしまうことがあります。
つまり、どのようなサイトでもペンギンアップデートが実施されることによって順位が下落する可能性があるということです。
ペンギンアップデートの履歴
日本で初めてペンギンアップデートが導入されたのは2012年4月のことです。
それ以降は約半年~1年に1度のペースで更新が実施されており、2015年9月現在で6回のペンギンアップデートが確認されています。
・2012年 4月 : ペンギンアップデート1.0(ペンギンアルゴリズム導入)
・2012年 5月 : ペンギンアップデート1.1(データの更新)
・2012年10月 : ペンギンアップデート1.2(データの更新)
・2013年 5月 : ペンギンアップデート2.0(アルゴリズム更新)
・2013年10月 : ペンギンアップデート2.1(アルゴリズム更新)
・2014年10月 : ペンギンアップデート3.0(アルゴリズム更新)
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次のペンギンアップデートにそなえて
最後にペンギンアップデートが行われてからもうすぐ1年が経ちます。
そのため業界では「10月だからそろそろペンギンアップデートがあるんじゃ!?」と予想されています。
なので、今のうちに意図的なスパム行為は改善しておきましょう。
先に書いたように、どのようなサイトでもペンギンアップデートで順位が下落する可能性はあります。
それでも少しでも順位下落の可能性を下げるために、Googleから評価されるサイトにしましょう。
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