[2020/08/26] (最終更新日 2022/09/14)
「Safari」SSLサーバー証明書の有効期限短縮迫る!9月以降の発行は1年更新に!
Webブラウザ「Safari」において、今後「有効期間399日以上」のSSLサーバー証明書が信頼されなくなるという事はご存じでしたか。
なんとも恐ろしいニュースですが、対象は2020年9月1日以降に発行のSSLサーバー証明書でそれ以前に発行のSSLサーバー証明書については対象外。
少し安心しましたが、2020年9月1日以降のSSLサーバー証明書については注意が必要です。
そもそもSSLって何?
SSLについて簡単に説明しますと、クレジットカードの入力や購入フォームなど、サイトを利用する際に情報を暗号化し通信する事で 第3者に情報を盗みみられる事無く、安心して利用できる環境となりますが、その安全性やサイトの所有者情報などを証明しているのがSSLサーバー証明書となります。
さて、SSLサーバー証明書の「有効期間399日以上」という事は、「2年の有効期限」で更新してしまうと「Safari」でサイトが表示されなくなるという事です。
「Safari」といえば、iPhoneやMacで標準搭載されているブラウザですが、そのブラウザからアクセスした場合に、「サイトがエラー表示となりアクセスできない」という事はそのサイトのアクセスに多大な影響が出る事が予想されるため、サイト運営者としては避けたいところです。
また、「Safari」以外のブラウザ「Google Chrome」、「Mozilla Firefox」もSSLサーバー証明書の有効期間を「397日以下」と決定したようなので、その他ブラウザも今後、足並みを揃える可能性が高い事から、2020年9月1日以降の更新時には「有効期限が1年」の SSLサーバー証明書に更新する事を忘れないようにしましょう。
SEOに常時SSL(https)は関係ある?
常時SSL(https)のサイトはセキュリティやユーザービリティの向上の観点からも歓迎される傾向にあります。
Googleもランキングシグナルに常時SSLを加味する事を発表し、http → httpsへの切り替えを推奨している事から、
現状httpだとしても、SEOを意識したサイトなら、将来的には常時SSL(https)化する事は検討した方が良いでしょう。
その際に発行するSSLサーバー証明書は「有効期限が1年」のSSL証明書を発行しましょう。
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まとめ
今回の「Safari」ブラウザのSSLサーバー証明書の話題は、サイト運営者・管理者の皆さまにとって無視できない内容です。
また、SEO対策中のサイトは常時SSL化する事で検索エンジンの評価が上がるというメリットがあります。
SEOツール「seodoor」での対策管理にプラスして正しい常時SSL化をし、SEO対策の効果を更に高めましょう。
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