【速報】パンダアップデート4.1の対応策

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[2014/09/26] (最終更新日 2021/06/15)

【速報】パンダアップデート4.1の対応策

本日9月26日、新たなパンダアップデートが現在実施されていることを、Googleが発表しました。

パンダアップデートとは、低品質なサイト、つまり薄っぺらで内容のないコンテンツを掲載したサイトを対象にしたアルゴリズムアップデートです。そのアルゴリズムが更新されたことで、順位を上げるサイト、もしくはペナルティを受けたり順位を下げたりするサイトが出てくることになります。

今回のアップデートは、Googleが前回のパンダアップデートを「4.0」と呼んでいたことから、米主要SEOメディアを発祥に「パンダアップデート4.1」と呼ばれています。
※Search Engine Land掲載Danny Sullivanの記事 “Panda 4.1 – Google’s 27th Panda Update – Is Rolling Out” (英語)による

この記事では、本日時点で入手できた情報をまとめ、サイト管理者・SEO担当者がどう対応すればよいかについて考えます。

Googleからの発表内容を確認しよう

今回のパンダアップデート更新を発表したのは、Google UKのPierre Farさん。
今朝、自身のGoogle+で、下記のような投稿が行われています。

今週はじめから、新たなパンダアルゴリズムの更新を、ゆっくりと実施しています。来週には、更新がすべて完了する予定です。

ユーザ(および、ウェブ管理者)からいただいたフィードバックに基づき、私たちは、低品質なコンテンツをより的確に識別するための、いくつかのシグナルを見つけることができています。結果、より広い範囲で、小規模・中規模の高品質なサイトを、検索結果の上位に掲載できるようになります。

地域によっては、だいたい3-5%の検索クエリが影響を受けることになります。

Pierre Far氏のGoogle+投稿より/本ブログ筆者が独自に翻訳)

Pierre Farさんについては知りませんでしたが、現在休暇中のMatt Cuttsさんが、自身のTwitterでこのGoogle+記事について言及しているので、情報に間違いはなさそうです。

起こりうること

Pierreさんの投稿では「地域によっては3-5%の検索クエリに影響」と書かれています。
アルゴリズムアップデートは、しばしば、検索クエリ、つまり検索ワードをジャンルでくくって、ある特定のジャンルに限定して強く影響がでるものがあります。例えば前回のパンダ4.0と同時に行われたアップデート(ペイデイローン・アップデート)では、消費者金融やアダルト関連の検索ワードで、スパムサイトが多かったのが改善されました。

今回のパンダ4.1も、特定のジャンルの検索ワードに限って影響が強く、その他のジャンルではさほど順位が動かない可能性があります。ただ、公式な発表もなく、また順位変動が起きたサイトの情報も特にまとまって確認できていないため、まだどんなジャンルに影響が出るかはわかりません。

もちろん、SEO Packユーザの順位変動調査も既に開始されています。今のところ特別な動きは確認されていません。
さきの投稿では、今週から来週にかけてゆっくりとアルゴリズムアップデートを行う旨が書かれています。このことから、より大きな順位変動が起きるなら、発表が行われた本日26日から、土日を挟み来週にかけて、徐々に確認されるものと考えられます。

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パンダ4.1にどう対応するか

現状を踏まえて、サイト管理者・SEO担当者は、どう対応すればよいのでしょうか?
対応の方法は、タイミングによって、下記の2つに分かれます。

  1. 順位がとくに動いていない時点での対応
  2. 順位が下がってしまったときの対応

1. 順位がとくに動いていないとき

まず、順位が動いてない時点での対応ですが、結論だけ言うと、特別なことをする必要はありません。

低品質なサイトがペナルティを受けるのは今回のパンダ4.1に始まったことではなく、SEO担当者は常に、自サイトのコンテンツを高品質な=内容が豊富で、ユーザの役に立つものにする努力が必要です。

また、Googleウェブマスターツールへのサイト登録を済ませておくことも、もちろん必要です。登録により、ペナルティ発動時の通知を確認したり、ペナルティの原因を特定することが可能になります。登録がない場合は、検索順位の上下動といった少ない情報だけで様々なことを判断しなければならなくなります。

もしこうした対策をあらかじめ行っていなかったのであれば、たとえまだ順位が下がったりしていなくても、早めにとりかかって済ませておくことを強くおすすめします。あるいは、もうこうした対策にとりかかっているのであれば、何か特別なことを追加で行う必要はないでしょう。

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2. 順位が下がってしまったとき

パンダ4.1の影響は、今週末から来週にかけて、より大きく出てくると思われます。その間に順位が下がったり、圏外に落ちてしまった場合は、パンダ4.1の影響と考えられます。

では、この1週間以内に順位が下がった場合はどうすればいいのでしょうか?こちらも結論だけ言うと、やはり特別なことをする必要はありません。

順位の下降がペナルティによるものでなければ、通常にも増して、よりがんばってSEO対策を行う必要があるでしょう。適切な外部SEO対策によって、被リンク獲得を行うのはもちろんのこと、パンダ4.1によって順位を上げた競合サイトよりも、豊富で、内容に富み、ユーザの役に立つコンテンツを、あなたのサイトに掲載していく必要があります。

では、順位下降がペナルティによるものだった場合はどうでしょう?現在は、何もSEO対策をしてないサイトでもペナルティを受けることがあるため、今回に限らず、ペナルティは誰にでも十分起こり得るものと考えるべきです。

そして、パンダ4.1以前に受けたペナルティでも、4.1以降のペナルティでも、対応は大きくは変わりません。原因を特定し、改善して、Googleに再審査申請を送る、というのが基本的な流れです。

具体的なペナルティ対策の方法については、現在では検索すればたくさんの情報を知ることができます。また本ブログでは、実際に当社管理サイトがペナルティを受けたときの実例をもとに、ペナルティ解除についてまとめた記事を公開しています。こちらもご覧いただければ、具体的なイメージができるかもしれません。

いずれにせよ、過剰な心配や、拙速な対応は必要ない、ということを認識しておく必要はあるでしょう。

→ペナルティ解除の最新実例:実際の対応と影響|SEO Packブログ

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まとめ

以上、本日発表されたパンダ4.1について考察を加えました。まとめると次のようになります。

  • 来週いっぱいまで、パンダ4.1が原因の順位変動が起きうる
  • 順位が落ちないなら、通常行っている対策以外に、特別なことは不要
  • 順位が落ちたら、原因特定と対応は必要だが、特別なことは不要

なお、一方で、アルゴリズム更新の影響がきわめて穏やかであることも考えられます。SEO担当者(筆者も含む)はどうしても、アルゴリズムアップデートのたびに驚いてしまいがちですが、結局、

  • ペナルティを受ける可能性は、誰にでも、いつでも、ある。
  • アップデートがあってもなくても、必要なSEO対策は、基本的に変わらない。
  • そもそも、Googleが言うように、影響を受ける割合は数%

であることを考えると、アップデートが起きたからといって、それから慌てて何か特別なことをする必要はないのです。むしろ、アップデートに備えて行う最も重要な対策とは、日ごろから、適切なSEO対策と情報収集に努めることだと言えます。

SEO Packでは、今後もパンダ4.1の調査検証を行います。新しい情報が入り次第、またこちらでお伝えしようと思います。

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