[2014/09/30] (最終更新日 2021/06/15)
パンダアップデート4.1は英語圏の特定分野に影響か/国内外の情報分析
本記事では、パンダアップデート4.1の影響について、本日9月30日10時30分時点での情報を、SEO Pack保有データと独自調査により、公開します。
日本でのデータ分析結果
当面、市場動向の指標となるnamaz.jpデータ、ならびに、その他のSEO Pack保有データでは、特に規模の大きな順位変動は見られていません。
namaz.jpによるデータの分析結果は次の通りです。
期間 | 順位変動値平均 |
---|---|
9月1日~9月21日 | 5.2 |
9月22日~9月30日(パンダ4.1展開期間) | 5.0 |
namaz.jpデータによれば、過去30日間の平常時変動値平均(表上段)5.2と比較し、パンダ4.1展開中とされる期間(表下段)の変動値は5.0と、特別な変化が見られないものとなっています。
国内外SEO動向 – 英語圏での影響が顕著か
SEO Pack調査では、こうしたデータの他にも、日本国内で大きな変動があったとの情報は特にありません。
一方、英語圏では、既にパンダ4.1による順位変動が起きているとの報道があります。
Search Engine Landに掲載されたBarry Schwartzの記事によれば、とくにゲーム・歌詞・医療用語コンテンツといったサイトでは、顕著な順位の変動が見られたようです。
(参考:Are Games & Lyrics Sites Google Panda 4.1′s Biggest Losers?” Barry Schwartz / Search Engine Land ※英語)
また、上記記事によれば、パンダアップデートは(バージョンに関わらず)一貫して「うすっぺらなコンテンツ」をターゲットにしたものであり、今回に負の影響を受けたサイトも、その例に漏れない、とのことです。
Googleのアナウンスによれば、パンダ4.1による影響は「地域によっては3-5%程度」とのことでしたが、もうすでにパンダ4.1が展開されているなら、今回は、英語圏サイトに特に顕著に影響が現れるアップデートであるとも考えられます。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
日常的なパンダ対策の意識を
パンダアップデートは、4.1の後も更新が行われると考えられます。基本的なパンダ対策は日ごろから行っておくことをお勧めします。
SEO Pack ご契約ユーザは、契約後ご提供している「パンダアップデート対策チェックシート」のご利用で、必要な対策を一通り網羅することが可能です。
この記事が役に立ったらSNSで共有してください。