[2014/12/04] (最終更新日 2021/06/21)
【速報】順位が「戻っていく」?/ペンギン3.0大変動 12月4日最新データ公開
現在ペンギン3.0によるGoogle順位の大変動が続いており、本日もnamaz.jpは大きな変動値を示していますが、最新の当社保有データから、本日サイト順位がまた別の動きを見せたことがわかりました。速報記事をお伝えします。
※今回のペンギン3展開による変動の概要、並びにデータの定義は、前回記事をご参照ください。
1. 順位上昇or下降サイトの割合 – 12月4日更新版
まず、今回のペンギン3展開以後で「順位が上昇or下降したサイト」をまとめたグラフが下記です。
このグラフは、変動後の12月3日 or 4日に、変動前(11月26日)より順位が「上がった/変わらなかった/下がった」サイトの統計を取り、各割合の増減を見るものです。
とくに「変動後に順位が変わらなかったサイト」(赤枠)の、昨日と本日の値を比較してご覧ください。
本日(12月4日)データでは約6割を占める「変動後に順位が変わらなかったサイト」ですが、ここに注目すると、昨日時点では40%でした。本日になって順位が元に戻ったサイトが19%増えたと考えられます。
2. 順位の動き方 12月4日更新版
では今度は、「上昇した or 変わらなかった or 下降した」サイト別に、変動中にどういう順位の動きがあったかをまとめたデータです。こちらも昨日データと比較してみます。
これによれば、昨日と比べ、
・「1度上がったのに順位が戻った」サイト(赤枠)は「2%」増加
・「1度下がったのに順位が戻った」サイト(青枠)は「10%」増加
となっています。このことから、
「変動期間中に1度順位が下落したサイトが、また元に戻っている」
傾向が強まっていると言えます。
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一度動いた順位が「変動前に戻っていく」?
ここまで見てきた最新の当社保有データをまとめると、「昨日まで順位が上がった/下がったサイトの多くが、今日は元の順位近辺に戻っている」と考えられます。
なお、分析対象のデータは、スモールからビッグまで様々なキーワードでの国内サイトの順位を数百サイトにわたって計測しており、分野の偏りは少ないものと考えられます。
データから透けて見える「ペンギン3」の姿は
今回は、ペンギン3更新の影響として、目に見える具体的なデータを速報としてお届けしました。
しかし、現在既に、海外の順位の動きも含め、どんどん新たな情報が入ってきています。
展開から6週間を経過してもなお更新を続ける今回のペンギン3.0展開は、これまで行われたペンギンアップデートと比べても「異例」のものと考えられています。SEO Packブログでは、更なるデータ・情報から透けて見える「ペンギン3.0の中身」について、まとまり次第改めて、別記事でレポートする予定です。
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