Google「モバイルフレンドリーアルゴリズム」内容・対応法・ツールまとめ

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[2015/03/20] (最終更新日 2021/07/13)

Google「モバイルフレンドリーアルゴリズム」内容・対応法・ツールまとめ

スマホ対応したページを評価する「モバイルフレンドリーアップデート」が、Googleモバイル検索に導入されます。

その影響は「ペンギンやパンダアルゴリズムを上回る」とGoogleは発言しており、今後のWebマーケティングにおいて対応は必須と言えます。

モバイルフレンドリーアップデートの内容、対応法、必須ツールをまとめました。

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アップデートの概要

スマホ対応が行われていないサイトの順位を下げる(=行われているサイトの順位を上げる)アップデートです。順位への影響はモバイル検索結果のみとされており、PCでの検索結果には影響がないと考えられます。

パンダやペンギンとは異なり、このアップデートに対応していないサイトにペナルティが課せられるとの情報はまだありません。

しかし、Googleは「ペンギンやパンダよりも大きな影響を及ぼす」と発言、これを受け現在大量のサイトがスマホ対応を進めていると思われ、スマホ対応していないサイトは大きく順位下降する可能性があるとされています。

重要なポイント

上記のほか、既に確認されている実施事項やサイト評価基準など、モバイルフレンドリーアップデートの重要ポイントを下記にまとめました。

・2015年4月21日に実施予定 ※日時は前後の可能性あり
Googleの定める「スマホ対応」基準を満たす必要がある
モバイルフレンドリーテストツールで完全に合格していれば「基準を満たしている」
・テストを1項目でも落とすと「基準に満たない」
・基準を満たしたサイトはアップデートで恩恵を受ける(満たさなければ悪影響あり)
・また、基準を満たしたサイトは、モバイル検索結果で「スマホ対応」とラベルされる

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対応方法

アップデートへの対応方法は、上記のとおり「Googleのスマホ対応基準を満たす」ことが全てです。下記公式ツールでの検証をパスすれば基準を満たしたことになるとされています。

・モバイルフレンドリーテスト(Google公式ツール)
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

URLを入力するだけで、スマホ対応テスト結果を返してくれるツールです。
対応済サイト(下の例はSEO Packの製品サイト)URLを入力すると、「このサイトはモバイルフレンドリーです」と表示されます。

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対応が不十分な場合は、どういったポイントがモバイルフレンドリーではないかを示す具体的なガイドが表示されます。作業は簡単とは言いませんが、具体的な指定がある分、わかりやすく進められると思われます。下記の公式ガイドも参考になります。

・モバイルSEO(Google公式ガイド)
https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/mobile-seo/?hl=ja

対応の際に注意すべきこと

作業自体は決してわかりにくいものではないのですが、サイト構成が入り組んでいたり大量だったり、あるいは人手が足りなかったりすると、4月21日までに間に合うか不安を覚える場合もあると思います。

そんなときのために、スケジューリングに密接にかかわってくる下記のポイントを押さえておいてください。そうすれば、少なくとも不安は解消されるはずです。

注意1:大事なページだけは先にスマホ対応しておこう

モバイルフレンドリーアップデートは、パンダやペンギンのようにサイト全体(サイトワイド)に評価を適用するのではなく、1つのページの評価を、そのページだけに反映します(ページバイページ)

つまり、トップページやランディングページなど、順位を落とせないページだけ先に(サイト全体4月21日までに間に合うように対応を進めれば、ビジネスへの悪影響は回避できそうです。それら以外のページは4月21日以降に先延ばしにしてもいいかもしれません。

注意2:対応できる順に(無理せず)スマホ対応させよう

モバイルフレンドリーアップデートはリアルタイムで評価(インデックス更新)が行われるとされます。

パンダやペンギンはリアルタイムではなく、ある1時期にGoogle掲載サイト全体をまとめて評価し、つぎの評価は数週間後でないと行われないことが多いのですが、モバイルフレンドリーアップデートはそうではありません。

これはつまり、慌ててサイト全体を一気に対応させなくても、優先順位に従って対応を進めればよいということです。仮に重要ページの対応が4月21日に間に合わなくても、22日(もしくは23日、もしくはその翌週…)に対応済みとなったら、悪影響は最小限に留められるでしょう。

注意3:Googlebotのクロール頻度を確認しておこう

とはいえ、Googlebotがサイトを巡回(=インデックス)しなければ、いくらスマホ対応を進めても順位評価には反映されないと考えられます。

ある程度の運用実績があれば、毎日巡回されるサイトが大抵のはずですが、万一巡回の間隔が1-2日空いていたりすると、「なんとか予定の日にスマホ対応したのに、クロールまで1-2日かかったため、その期間順位が下がった」といったケースも考えられなくはありません。

そうならないために、事前にクロール頻度を確認し、対応作業の工程見積をざっくり行う方が良いでしょう。Googlebotのクロール頻度は、ウェブマスターツールの中の
・クロール>クロールの統計情報
で確認できます。

注意4:でも、将来的にはサイト全体をスマホ対応させよう

このモバイルフレンドリーアップデートに関して言えば、短期的には「順位がおちるとコンバージョンも落ちるページ」を先にスマホ対応すればよいのですが、かといって、コンバージョンと順位に相関がないページも、放っておいていいわけではありません。

現在、Googleユーザの検索クエリの50%がモバイル端末によるものとも言われています。また、この割合が将来もっと増加したとき、スマホ対応に対するGoogleの評価もさらに様変わりするはずです。

サイト全体でスマホ対応が行き届いていなければ、将来的には、ユーザからも、Googleアルゴリズムからも、低い評価しか受けられないことになるでしょう。たとえ少々時間がかかっても、サイト全体のスマホ対応化は必須のものと考え、作業に取り組むべきです。

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SEO評価基準はPCと変わらないことに注意

今回のモバイルフレンドリーアップデートでは、何が起こるか、何をすべきかが比較的はっきりわかっているため、対応も行き詰まることはないのではと思います。

ただし、忘れてはならないのは、モバイルフレンドリー化は「モバイル検索で順位を大きく下げないための施策」であって、それだけで上位表示できるわけではないということです。

今のところは、モバイルフレンドリーアップデート以降もモバイル検索の順位もPC検索と同じ要因で決まるため、上位表示には、モバイルフレンドリー化に加え、PC検索と同じ(=今までと同じ)SEO対策も、必要です。

・モバイルフレンドリー化しなければ、SEO対策に関係なく順位が落ちる
・モバイルフレンドリー化済みなら、順位はPCと同じ(従来通りの)SEO対策で上がる

基礎SEOの整備が終わっていないサイトは、内部SEOや被リンクの獲得を早めに済ませておいてください。

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