[2015/04/13] (最終更新日 2021/06/18)
弊社が「まず」行う内部SEO【初心者もすぐできるSEO③】
前回記事「対策するキーワードの選びかた【初心者もすぐできるSEO ②】」で選んだ対策キーワードで、次は③内部SEOの基礎固めを行いましょう。
弊社では、どんな新規サイトやSEO実験でも欠かさず行う基本の内部SEOがあります。
その手順を、架空のWebサイトを例にご紹介します。
目次
キーワードをサイトに入れ込む
今回も、「オリジナル缶バッジの販売サイト」を、前回記事で決めた対策キーワード「缶バッジ」で内部SEOしてみましょう。
内部SEOの基本は、対策キーワードを適切な場所に適切に組み込むことです。
内部SEOに必須のタグ3つ
まずは、サイトのトップページで、SEOに効果の高い下記3箇所に対策キーワードを入れ込みます。
どんなサイトでも、これらの3つのタグは必ず編集しましょう。
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
- Hタグ
1. タイトルタグ
特にSEO効果が大きいのが、タイトルタグです。
このタグは、順位評価に影響を与えるほか、検索ユーザにページ内容を伝える重要な役割もあります。
今回の缶バッジ販売サイトでは、下記のように設定することにします。
<title>缶バッジ販売 ○×△ショップ</title> |
無理に何度もキーワードを入れる必要はなく、自然に入っていてサイトタイトルとして意味が通じるなら、OKです。
タイトルタグの中身は、検索結果でこのように表示されます。
2. メタディスクリプション
次に、headタグの中のメタディスクリプションタグにもキーワードを入れましょう。
これも、SEOによる順位上昇にも、検索ユーザに対しても、非常に重要です。
今回の缶バッジ販売サイトでは、下記のように設定することにします。
<meta name=”description” content=” オリジナルの缶バッジを格安で製作できる、○×△ショップのサイトです。最短3日で納品、送料無料、10個からでもご注文いただけます。缶バッジのタイプは50種類以上、個性を生かしたお望みのバッジをかんたんべんりにお作りいたします。 “> |
こちらも、キーワードはあくまで自然な入れ方でかまいません。一般的には2回程度キーワードを入れたサイトが多いようですが、1回より2回の方が確実に順位が上がるといったデータは、特にありません。
文字数も特に決まりはありませんが、あまり多くても検索結果画面に正しく表示されないため、110-120文字以内にとどめておくことをおすすめします。
メタディスクリプションは、検索結果でこのように表示されます。
3. Hタグ
次は、ページの本文(bodyタグ)の中にある、見出しタグ(Hタグ)にキーワードを入れます。
中でもh1タグは、サイトタイトルの次にSEO効果が高いため、必ずキーワードを入れます。
なお、h1を使う回数はページに1回だけとし、h1の中のテキストはtitleタグの中身となるたけ共通させるようにします。
今回の缶バッジ販売サイトでは、下記のように設定することにします。
<h1>缶バッジ販売 ○×△ショップ</h1> |
その他のHタグ(h2やh3)は、あくまで本文に合わせて使います。
h2やh3の全部にキーワードが入っている必要もありません。どれかに自然にキーワードが入っていれば、入っていないh2やh3がいくつかあってもかまいません。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
必須タグ3つの編集完了イメージ
以上の3か所が、内部SEOの基本として、最も重要な箇所になります。完成したページは、下記のようなイメージになります。
余裕があれば対策したいタグ3つ
内部SEOに必須のタグ3つにキーワードを入れて、まだ手間をかける余裕があるなら、下記の3つのタグにもキーワードを入れましょう。
ただ、SEO効果としては必須タグ3つほど大きくはないため、必須タグ3つの対策後、それ以上手間をかける余裕がない方は、こちらは飛ばして次の外部SEOに進んでください。
- pタグ
- イメージタグのalt属性
- メタキーワード
pタグ
<body>内の本文は、段落ごとにpタグで囲み、中に対策キーワードを入れるようにします。
こちらも、1ページに入れ込む数より「自然に文章に入っているか」を重視してください。
1ページに1-2回ワードが出てくるだけでも問題はありません。
イメージタグのalt属性
キーワードと同じ意味合いの画像があれば、alt属性にキーワードを入れて、Google画像検索に表示させることもできます。
あくまで、適切な画像が「あれば」入れます。なければ無理に入れてはいけません。
関係のない画像にキーワードを入れるのはむしろ悪影響もあります。
メタキーワード
現在Googleはメタキーワードを見ていないため、必須作業ではありませんが、メタキーワード(meta keyword)の中に対策キーワードを入れれば、検索エンジンによっては評価される可能性があります。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
内部SEOは対策の「地盤」
これで内部SEO対策の基礎固めが完了です。
特に「必須タグ3つ」は重要です。編集箇所は少ないため、必ず対応しましょう。
内部SEOだけでは大きく順位を上げることは難しいものの、内部SEOがなければ外部SEOもその他のSEOも、効果はきわめて小さくなります。
逆に、内部SEOができていれば、さらに外部SEOも整えることで、目に見えるSEO効果が出ます。
いわば、内部SEOは全てのSEO対策の「地盤」と言えるでしょう。
次はいよいよ、具体的な④外部SEOの手順をご紹介します。
この記事が役に立ったらSNSで共有してください。