[2016/03/23] (最終更新日 2021/06/21)
「ブログ運営」で最低限必要なSEOを考える
今や、多くの企業がブログやコンテンツサイトを運営しています。そこで最も必要なものは、言うまでもなく、良質なコンテンツです。
しかし、実際にサイトを立ち上げたことがあればご存知の通り、良質なコンテンツだけで多くの読者をサイトに集めるのは困難です。
ここでは、良質なコンテンツを書くこと以外で「最低限必要なSEOの知識」について説明します。
目次
「コンテンツイズキング」は正しい。でも…
ブログや情報サイトといったWEBコンテンツの運営は、SEO対策と表裏一体の関係にあります。
なぜなら、ほとんどの場合、良質なコンテンツだけで多くの読者を集めることはできないからです。そこに、最低限のSEOが合わさることで、初めて多くのユーザーの目に触れることができるようになるのです。
良質なコンテンツに「チャンスを与える」のがSEO
SEO対策をしなければ、いくら良質なコンテンツであっても、多くの検索ユーザーの目に触れることはありません。
いわばSEOとは、そうした良質なコンテンツやサイトに「チャンスを与える」ためのものなのです。
SEOが考えられていないコンテンツやサイトは、集客の「可能性だけ」はあっても、読者と出会うチャンスに恵まれないまま、インターネットの奥底に眠ってしまいます。
基本のSEO、最低限のSEO、でよい
まず必要なのは、基本的な、最低限の、SEO知識です。
なぜか、日本国内におけるSEO対策は、とかく技術的な方向に関心が向かいがちです。(国民性として真面目だからかな、と筆者は思っています)
しかし、最初からそうした専門的な知識を身につける必要はありません。
この記事では、専門的な知識には触れず、成果を出すために必要な、最低限の基本知識を紹介します。
高度なSEO知識は「アドオン」(追加)の対策だと思って下さい。まずはあなたのサイトが今より集客し、もっと多くの人に出会えるよう、基本のSEO対策を実践してください。
ライターやコンテンツ運営者に必要なSEO知識
では「最低限必要なSEO知識」を一つ一つ紹介しようと思います。
1. 見出しでSEO対策する
WEBでは「見出し」が重要な役割を占めます。WEBコンテンツにおける見出しは、ページタイトル(<title>)、あるいは本文中の<h1>や<h2>といったタグが該当します。
とくに、検索ユーザーを引き付けたいなら、これらの見出しを作る際は必ず下記3つを意識します。
・簡潔に本文の要旨がわかる
・キーワードが入っている
・思わず見たくなるような魅力がある
例えばおいしいチーズケーキを紹介する記事を書くなら、タイトルは
「未体験のくちどけ!函館で進化を遂げたチーズケーキの魅力とは?」
とかいった具合になります。このタイトルは、
・簡潔な要旨: 本文を想像できるようなタイトル、
・キーワード: 「チーズケーキ」という言葉、
・魅力の演出: 「未体験のくちどけ!」とかいった惹句
の全てが意識されています。
…いかがでしょう?少なくとも「専門的SEO技術」なんて仰々しいものではありませんよね。
キーワードリストを作ってSEO対策する
当社がコンテンツサイトを立ち上げるときは、サイトの中心的テーマに関係する、キーワードもしくはフレーズのリストを作ります。
このリストは、集客したいユーザーが関心を持つような言葉、例えば「チーズケーキ」のサイトなら
キーワード: チーズ 生クリーム くちどけ etc.
フレーズ: 仏産チーズ使用 販売実績No.1 etc.
といったようなもので構成されます。
そして、これらのキーワードやフレーズに沿って、1つにつき1ページずつといった形で、うまく配分してコンテンツを作っていきます。これで、ユーザーが求めるトピックを網羅したサイトができます。
また、このリスト活用により、自分のサイト内のコンテンツ同士が互いに競合する(同じような記事が併存してSEO効果がばらけてしまう)問題も防ぐことができます。
発リンクを入れてSEO対策する
あなたの記事から、他のサイトにリンクを貼ることを「発リンク」といいます。SEOを意識する場合は、外部情報源や調査サイトなどに対して、発リンクを意識的に貼るのが有効でしょう。
そのためには、コンテンツの執筆担当が、最低限のリンク設置方法(< href=”url”></a>)やアンカーテキストの使い方を知っていることも重要です。
内部リンクでSEO対策する
外部サイトへの発リンクのほか、自分のサイト内の適切なコンテンツにも、意識的にリンクを張りましょう。これを内部リンクといいます。
これは、読者がより深くあなたのサイトを閲覧してくれる効果と、サイトの有用性をGoogleに伝えてSEO効果を高める効果と、両方が期待できます。
被リンクでSEO対策する
あなたの記事やサイトが、外部のサイトからリンクされることを「被リンク」といいます。上記の対策を意識した良質なコンテンツができたら、必ず被リンク対策を行いましょう。
SEO対策は被リンクがなければ完成せず、思い通りの効果は出ません。SEO対策をする際は、必ず良質な被リンクをつける必要があります。
ただ、最初から高度な仕様の被リンクをつける必要はありません。SEO Packで、あなたのサイトトップや注力するページに基本の被リンクをつければ、順位上昇のため過不足のない対策ができます。
戦略面でSEO担当者の協力を仰ぐ
都度、外部のSEO専門家(もしくは社内SEO担当)に相談しアドバイスを受けましょう。
とくに難しい相談をする必要はなく、あなたの今のSEO実践内容を伝えるだけでも、有益な助言が返ってくるでしょう。
もちろん、執筆者自身がSEO専門家であればベストではありますが、執筆者の最重要ミッションはあくまで「良質なコンテンツを作ること」です。
コンテンツもSEOも最初から最高レベルに、と欲張ることはせず、あなたの業務ではあくまでコンテンツの質向上を優先して、SEOの改善は専門家の助けを借りるようにします。当社だと、下記窓口が「とっかかり」に最適です。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
「読者が欲しがるものを提供する」ためのSEOを
ブログやコンテンツサイト運営で大切なことは、「読者が欲しがるものを提供する」ことです。
そのために、基本的なSEO知識は様々な面で役に立ちます。
そもそも、より多くの読者にリーチしたいサイト運営者なら、自然とSEOにも関心が向くでしょう。
ただし「やりすぎない」「考え過ぎない」ようにするのは重要です。
良質なコンテンツと、ここに紹介した基本SEOを、まず最優先してください。
結果、検索順位が上がって集客数が増えたら、そこで次のSEO対策に臨めばよいのです。
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