[2016/04/21] (最終更新日 2021/06/21)
【速報】日本でGoogle順位不安定に PC/モバイルとも ※追記あり
本日4月21日朝、日本のGoogle検索順で変動が検知されました。
午後になっても変動は続いており、現在も日本のGoogle検索結果で、一時的なものではないランキングの変動が起きていると考えられます。
SEO Packより速報でお伝えします。
目次
日本で今月二度目の乱れ、モバイルでも
本日4月21日朝9時頃、Google順位変動計測ツールnamaz.jpで、大きな順位の変動が確認されました。
9:20取得のnamaz.jpデータによれば、変動値平均は7.2位となり、通常と比較して大幅に不安定な状況を示しています。
国内では、今月はじめの4月1日にもやはり大幅な順位の変動が確認されており、変動が起きる頻度はこのところ多くなっていると言えます。
追記:午後になって変動さらに拡大(16:00加筆)
朝から検知されていた順位変動は午後になっても続き、16時現在、変動幅は7.7位と、朝に比べてさらに拡大しました。
サイト管理者の方は引き続き、自社サイトの順位をチェックすることをおすすめします。
モバイルでも影響を検知
なお、namaz.jpモバイル版によれば、モバイル検索の順位も変動が起きています。
モバイル検索ではPCよりも更に影響が大きく、16時現在で8.6位を検知しています。
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SEO対策を行うサイト、追い風
SEO Packユーザーの本日の状況は、順位上昇しているサイトが88.0%で、前回計測時(87.1%)からさらに上昇しており、今回の変動が「SEO対策を行うサイトに好影響を与えるもの」であることを示しています。
状況を見るに、今回の変動は、先日のGoogle発表にあったSEO最重要基礎、つまり被リンク対策とコンテンツ対策の両方を対策しているサイトに、有利にはたらくアルゴリズム変動の可能性があります。
一方、まだ対策を行っていないサイトに関しては、重要なページから順に、すみやかに被リンク対策を開始することを強くおすすめします。
原因はアルゴリズム精度調整か、ペンギンの可能性は?
SEO対策を行うサイトに好影響を及ぼしていることから、筆者としては、今回の変動はアルゴリズムの精度調整のようなもの(Tweak)ではないかと見ています。
あるいは、さきごろから米で噂されている(※英語記事)、ペンギンアップデートの前触れである可能性も否定はできません。
(ただし筆者はこちらの可能性は低いのではないかと見ています)
海外では予兆なく – アルゴリズムの精度調整か
ペンギン関連の可能性は低いと見ている理由は、海外では似たような動きが観測されていないからです。例えば、英語圏の代表的な検知ツールであるMOZCASTやAlgorooなどでは、大きな変動が確認できません。(クリックで拡大)
大規模なアルゴリズム変動の際は海外、とくに英語圏で先駆けて順位が乱れる現象がよく観察されます。今回はそういった動きはまだ見つかっていません。
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今後の動向を注視のうえ、優先順に対策を
とはいえ、ペンギンや(こちらも可能性は高くないと思いますが)5月予定のモバイルアップデートの前触れである可能性も、完全にゼロとは言い切れません。
SEO対策を行っているサイトは、引き続き順位を注視のほか、当ブログやサービス内で公開する情報をチェックしてください。
また、SEO対策を行っていないサイトに関しては、順位に悪影響が出ているおそれもあるので、確認のうえ、必要に応じて基礎SEO対策を整えて下さい。
→参考:Google公開、検索ランキング(SEO対策)の最重要2要素は
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