[2016/05/20] (最終更新日 2021/06/18)
Google手動ペナルティ周辺の深刻なバグ、修正か
今週初めから発生していたGoogle手動ペナルティまわりの深刻なバグが修正された、との報告が上がりました。
このバグは、多数のサイトに対して発動された「不正なモバイルリダイレクト」に関する手動アラートの回復機能が、動作しなくなるものでした。このため、ペナルティの可能性がある状態のままのウェブマスターが、多数立ち往生していました。
手動ペナルティ周辺のバグ 概要
このところ、「不正なモバイルリダイレクト」」と呼ばれるガイドライン違反が行われているとして、多くのウェブマスターに対し、Googleから警告が送信されていました。このガイドラインまわりの運用方針は、Googleにより刷新されたばかりでした。
この警告を放置していると、検索順位に著しい悪影響のある手動ペナルティが適用される可能性もあるため、ウェブマスターは問題点を修正し、Googleに「再審査リクエスト」を送信する必要がありました。
通常であれば、再審査リクエストはGoogleサーチコンソールから送信できますが、その機能にバグがあり、再審査リクエストを送信できない状態でした。そのため警告を受けたウェブマスターは、取り消しができず立ち往生していました。
ユーザーとGoogleサイドの双方から報告
しかし19日になって、Googleがこのバグを修正したようだとのレポートが上がってきました。こちらのGoogle Webmaster Helpフォーラム(英語)では
「バグが修正されたね。数分前、再審査リクエストを送れたよ。」
との投稿がありました。関係者からも報告に対して謝意のコメントが出ていました。
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問題収束?警告解除まであと数日も
これ以降、再審査リクエストが送れないというレポートは上がっておらず、問題が収束したようです。
まだ警告解除のレポートは確認されていないものの、再審査リクエスト後は、承認まで数日かかる例も多いため、リクエスト送信を完了したウェブマスターは、あと数日で警告解除に至るものと見られます。
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