検索結果の「約 x,xxx,xxx件」が消える?/Googleテストか

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[2016/07/08] (最終更新日 2024/11/06)

検索結果の「約 x,xxx,xxx件」が消える?/Googleテストか

Google検索結果の検索フォーム下で表示される「約xxx,xxx,xxx件」という検索結果ヒット見積もり数ですが、こちらが表示されなくなる事例が2016年時点で報告されています。
そして、2023年頃からGoogleは検索結果件数の表示を廃止し、2024年10月現在でも検索結果件数は表示されていない事を確認しました。

検索結果ヒット見積もり数が表示されなくなると、検索キーワードに対する競合ウェブサイトの数や検索規模をスピーディに見積もることができなくなってしまいそうです。解説と対応策について説明します。
google検索結果の見積り数が消える?

検索結果で突然見積数が消えた

Google検索では、通常であれば、検索クエリに応じてGoogleが見つけた該当ページ数の概算が、検索ボックスの下に表示されます。(下図赤枠部分)
20160708-estimate-vanished

しかし昨日、米ボストンのマーケターであるデレク・エドモンド氏が、この検索見積数が表示されていない事例に遭遇したとのことです。
デレク・エドモンド氏が投稿したTwitterポストと画像が、次のものです。

デレク・エドモンド氏は、Chrome上で検索を行った時にこの事象に出くわしたといいます。またこの際、検索結果ページ自体のデザインも、見たことのない新しい物になっていたということです。

テストの可能性濃厚、再現性はなく

ただ、デレク・エドモンド氏の投稿を受け多くの他のユーザーが表示を確かめましたが再現性はなく、同様に見積数が消えた例は今のところ報告されていません。

このことから、Googleでヒット件数が表示されなくなった事象は、一部の検索ユーザーに対して行われたGoogleによるテストである可能性が濃厚と見られます。筆者環境でもChromeを含む様々な条件下で再現を試みましたが、ヒット件数は表示されていました。

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2024年時点「Google検索結果ページに検索件数を出す方法」

Googleで通常通り検索しても検索結果の件数は表示されないと上述しましたが、実は表示させる方法があります。
その設定方法を紹介します。
google検索結果ページ
PC版の検索結果ページで、検索ボックスの下に「ツール」とあるので、クリックしてみましょう。
そうすると、ページ右側に件数「約 17,800,000 件」などと表示されるようになります。
なお、スマホでの検索結果ページでは、検索ボックス付近に「検索ツール」とありますが、タップしたとしても検索ヒット数を表示させるような設定変更はできませんでした。

このようにGoogleの検索結果の表示が少しづつ変更されていますが、時を同じくして、スマホで検索した際に検索結果がページを切り替える事無く表示される「無限スクロール」機能も現在では廃止されています。
「無限スクロール」機能の廃止により、今まで検索結果の2ページ目以降に表示されていたウェブサイトが、「その他の検索結果」というリンクをタップしなければ表示されないようになった為、検索ユーザーの目に触れる機会は減っている可能性があります。
Google Search Console(旧ウェブマスターツール)で表示回数の変化を確認してみましょう。

実は「あてにしてはいけない」このヒット件数

この検索ヒット数見積を活用しているSEOウェブマスターは少なくないのではと思います。例えば、SEO対策を検討しているキーワードの市場規模を凡そで調べたい時など、最も簡単な方法としてこの数字を確認する方は多いのではないでしょうか。

しかしGoogleは、この数字は「あてにならない」、と以前から説明していました。例えばこちらのGoogle検索ヘルプページでは、検索結果のカウント数は正確ではないため「真に受けないように」とはっきり書かれています。

検索結果ページに表示される結果数、あるいは検索結果のXMLは見積に過ぎず、検索にマッチしたドキュメント数の正確なカウント数と考えるべきではありません。

“The number of results provided on the search results page or in the search results XML is only an estimate, and should not be considered to be an exact count of the number of matching documents.”
参照:Google Search Appliance Help(※Googleアプライアンスヘルプ、翻訳は筆者)

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今後はより安全に検索規模を調べよう

真に受けないでくれ、と言われるくらいなので、実際あってもなくても一緒…と考えられなくもないですが、やはりこの見積数がないと規模概算が見えず、少々不便です。

では、仮にこの表示変更が世界中で実導入されたらキーワード規模が調べられなくなるかというと、当然そんなことはなく、例えばGoogle広告のキーワードプランナーで検索数の予測値などデータが手に入ります。ただ、こちらは少々利用が手間なのが玉にきずです。

よりスピーディな方法としては、SEO Packのキーワード難易度チェックツール新しいタブで開くが重宝します。今後、キーワードの調査は、通常はキーワード難易度チェックツール、必要に応じキーワードプランナー、という使い分けが便利でしょう。

Google検索結果上にヒット件数が表示されなくても大丈夫

本記事では、Google検索結果上にヒット件数が表示されなくなった事象を紹介してきました。ヒット件数を確認したい時はパソコンでの検索で「ツール」をクリックして表示させましょう。
また、検索結果のヒット件数の表示は、また変更される可能性もあります。
Googleは検索ユーザーの利便性向上の為、検索結果の仕様を変更し続けています。
もし、検索結果のヒット件数が「ツール」をクリックしないと表示されない今の仕様が「使いづらい」という意見が多数Googleに届けられた場合は、再度表示の検討をする事でしょう。

SEO対策を進めている皆さまは、ヒット件数が表示されなくなり検索規模が簡単に把握できなくなったという事より、次の段階に身を置いている方も多いのではないでしょうか。
検索エンジンにサイト自体が正しくインデックス登録される為に、
htmlに構造化データを用いるなど内部対策の最適化や有用な情報を届ける為のコンテンツ対策、更に外部対策を実施してランキング上位を目指しましょう。

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