[2016/08/02] (最終更新日 2021/08/05)
Google、ナレッジグラフにSNSアカウントを表示追加
Google検索の右側に出てくる「ナレッジグラフ」に、SNSアカウントへのリンクも表示されるようになりました。日本にはまだ展開されていないようですが、いずれ展開されると、SNS展開とSEOを連携した、より立体的なマーケティングが可能になりそうです。
ローカルナレッジグラフにSNSボタン
ナレッジグラフとは、Google検索結果の右側に出てくる、次画像赤枠のような情報パネルのことです。
こちらに、FacebookやTwitterといったソーシャルネットワークへのリンクが追加されているのを、米のあるローカルSEOエキスパートが発見しました。次の画像がそのイメージ画像です。
※赤枠部分、筆者作成イメージ
有名ブランドでなくてもSNSへ誘導可能に
SNSリンクが追加されたのは、ローカルナレッジグラフと呼ばれる箇所です。
SNSリンク追加を見つけたジョイ・ホーキンス氏によれば、これまでは相当大きなブランドでなければこうしたSNSアカウントへのリンクアイコンは付かなかったのが、現在ではさして知られていないブランドでも、SNSアカウントさえあれば表示されるようになったといいます。
質問者:
これは新しい機能なの?ジョイ・ホーキンス:
ええ、ローカルパネルの方でこれが出てくるのは初めてです。以前は、有名なブランドであれば、ローカルの方ではないナレッジグラフにこういったものがついていました。
@rustybrick @ryanbowlerhat @ImprezzioMktg yes it's new for the local panel. Big brands used to get it for a non-local knowledge graph.
— Joy Hawkins (@JoyanneHawkins) 2016年7月29日
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SNSボタン表示はSEO対策にどう影響?
これは米国で確認されたもので、おそらくしばらくしてからGoogle日本にも展開されるのではないかと考えられます。
初めてのブランドの商品を購入するときなど、そのブランドの情報を調べることがありますが、ナレッジグラフにSNSアカウントが出ると、そちらを活用することになりそうです。ブランド側も、SNSアカウントへの接点が一つ増え、上手く連携すると認知向上に一役買いそうです。
ただ、固有の店名などでの検索結果ならこの機能は役立ちますが、「居酒屋」とか「スポーツ用品」といった一般名詞での検索だと、結局、基本のSEO対策を行っていないと上位表示されません。コンテンツ対策や被リンク対策など、すぐできる基礎対策は必ず早めに行って下さい。
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