「全画面広告ペナルティ」はページごとに課される/Google発言

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[2016/08/30] (最終更新日 2021/06/22)

「全画面広告ペナルティ」はページごとに課される/Google発言

先週Googleが発表した「全画面広告ペナルティ」につき、このペナルティを受けたら順位低下するのは、サイト全体ではなく、ペナルティを受けたページだけ、ということが判明しました。20160830-int-pena-per-page

この「全画面広告ペナルティ」は、すなわち、スマホブラウザの全画面を覆いユーザー行動の邪魔をするような広告を掲載するWebページに対し、検索順位を大きく下げる、Googleアルゴリズムによるペナルティです。

このペナルティは2017年1月10日以降に導入されるとGoogleは明言しており、Googleが定義したペナルティ対象となるような広告を掲載しているサイトは、それらを削除もしくは変更する必要があります。
※適用サイトの定義などはこちらの記事にまとめられています。

「ペナ適用はページ単位」、Google明言

これについて、米時間8月27日、Googleのスポークスパーソンを務めるゲイリー・イエーシュは、ペナルティが(サイト全体ではなく)Webページの一つ一つへ個別に適用されるものだ、と話しました。発言は、あるウェブマスターからの質問に答える形で、Twitterを介して行われました。

質問者:
ゲイリー、これから導入される予定の全画面広告ペナルティは、ページごとに適用されるものですか?それとも、サイト全体に影響するものですか?

ゲイリー・イエーシュ:
このアルゴリズムの影響範囲はページのそれぞれまでです。
サイト全体まで影響することはありません。

スマホ検索はWebマーケの「主戦場」に

この全画面広告ペナルティは、Googleのスマホ検索で導入されている「モバイルフレンドリーアルゴリズム」の中の1機能として導入されていると考えられています。

このアルゴリズムによる順位への影響は、スマホ検索結果のみに限られていますが、全画面広告ペナルティもそれに準じ、適用されても影響はスマホ検索順位限定のようです。

とはいえ、今後の Google検索の主戦場はスマホ検索に移行していくと考えられ、事実大変多くの検索ユーザーがスマホからGoogleを利用していることが、既に判明しています。このペナルティは事前に施行日が指定されており、それまでの対策・準備は必須と言えます。

ペナ回避対策だけで済ませないよう注意を

また、このペナルティが適用されるのは、Googleが指定するような「邪魔な」全画面広告(=「邪魔なインタースティシャル広告」)のみです。それ以外、例えば、有料コンテンツ閲覧のためのログインを促すポップアップなどは、適切な用途でのポップアップだとしてペナルティ対象にはなりません。

注意したいのは、全画面広告ペナルティにならなくても、それで検索順位が上がるわけではない点です。ペナルティを免れる準備と同時に、自分の運営サイト全てで、基礎SEOによる順位対策が済んでいるかも確認し、未対策サイトがあれば、今年中に対策を済ませておきましょう。

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