[2016/09/13] (最終更新日 2021/07/20)
【続報】アナリティクス「リアルタイム」の故障直る/Googleのコメントは?
先日よりお伝えしていたGoogleアナリティクスの「リアルタイム」機能の不具合ですが、Googleから正式に「直った」とのアナウンスが出ています。
重要性を認識したGoogle、問題を完全修復
先週より、Googleアナリティクスの「リアルタイム」機能では、データが全く表示されなくなる不具合が発生していました。不具合の期間は数日間にわたるもので、アナリティクスユーザーたちからは不便を訴える声が多数挙がっていました。
しかし、そうした声を真摯にうけとめ、Googleアナリティクスチームは問題解決にかなり力を注いだようすです。リアルタイム機能がまもなく復旧されるるとともに、Googleアナリティクスチームが、下記のようなアナウンスを発表しました。
新着情報:
「リアルタイム」機能がどれだけユーザーのみなさんにとって重要なものか、当社はよくわかりました。全ての問題は修復されました。
公式アカウントによる元のツイートはこちら。
Update: We know how important real-time reports are to customers. All issues have now been fixed.
— Google Analytics (@googleanalytics) 2016年9月9日
反映には少々時間がかかっている?
このアナウンスのあとも、多少「まだ直ってないのですが・・・」といった声は挙がっていましたが、この1-2日は落ち着いているようです。
Googleのプログラム変更や修正は、世界中に広がる広大無辺なGoogleネットワークの全てに一気に反映されるわけではなく、サーバーやネットワーク、あるいは地域といった単位で、順繰りに反映されていきます。
おそらく、Googleが「全ての問題を」修正したというからには、すぐにまた全てのアカウントで利用可能になるのではないかと思われます。
余談ですが:リアルタイム機能はSEOに役立つ
この発表を受け、各国のアナリティクスユーザーから公式アカウントへ、感謝のリプライが投稿されています。筆者個人はリアルタイム機能をたいへんよく利用しますが、これを重要用途に活用する、いわば「ヘビーユーザー」がここまで多いとは、正直思っていませんでした。
アナリティクスはきわめて強力な分析機能を備えていますが、その一方で、即時性に富む「リアルタイム」機能は、少々異彩を放つ存在と言えます。いくらかのコツをつかめばSEO対策に非常に役立つ機能であり、近日そちらもまとめて記事にする予定です。
ただ、リアルタイム機能は、じっと見つめているだけでも結構おもしろく、ある種の中毒性があります。(似た例として「洗濯機の回るのを眺める」などがあります)
復旧したからといって目的もなくぼんやり眺めず、順位上昇に必要な「基本のSEO対策」(下図)の合間に見る、というくらいにしておきましょう。
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