[2016/10/18] (最終更新日 2021/07/06)
「2017年、機械学習をさらに取り入れる」/Google公式発言
SEO担当者やウェブマスターは、今後さらに「機械学習」を取り入れたGoogleについて知る必要が出てきそうです。
2017年に力を注ぐものに、Googleは機械学習を第一のものとしてコメントしました。しかも、機械学習が使われる場所は、今までのGoogle検索よりもさらに広い範囲に渡りそうです。
今後のSEOを変える「機械学習」
先日行われたオンラインイベントで、2017年にSEO担当者や検索マーケティング担当者が注目すべきニュースとして、Googleは下記の三つを挙げました。
- 機械学習
- AMP
- 構造化データ
このうち、AMPと構造化データは検索順位とは大筋関係ないため、実質SEO担当が注目すべきは「機械学習で検索がどうなるか」という点です。
Googleの発言全文の文字起こしはこちらです。
みんな想像しているとおり、Googleは機械学習にもっと力を入れていく。検索のさらに様々な部分で、機械学習が使われるはずだ。
それからAMP、それと構造化データも再び力を入れる。今までの機能に引き続いて、色々リリースされるはずだ。
(サーチエンジンランド文字起こしから引用、翻訳は筆者)
機械学習=AI(人工知能)が変えるものは
機械学習とはAI(人工知能)の一種と言っていいでしょう。一見なんだか難しそうですが、要は「より便利な検索結果にするため」にAIという機能を使っています、というだけの話で、AI自体に必要以上に関心を向ける必要はありません。
それよりも、今後(AI導入により)検索やSEOがどう変わるかを、ある程度理解しておく必要があります。今後のGoogle SEOがどう変わるかは、端的には次の二つになります。
- コンテンツとリンクがより重視されるようになる
- 検索ワードによって異なるSEO要素が重視されるようになる
機械学習はSEOシグナルを「変えない」けれど「より重視する」
「重視される要素」は相変わらず、コンテンツとリンクの2つです。ここは不変ですが、大切なのは「それぞれがより重視されるようになる」点です。
かつては、コンテンツがうすっぺらでも、リンクが低品質でも、アルゴリズム(=検索プログラム)が自動的に順位を上げることがありました。しかし今後は、(AIの進化につれ)価値あるコンテンツで、かつリンクがちゃんと付いているページでないと上位表示が難しくなります。
また、検索ワード(=検索クエリ)によって、重視されるSEOシグナルが変化します。これは、検索ワードごとにユーザーの求めるページの種類(Wikipediaか、ECサイトか…)が異なり、それによって評価シグナルも変化させる必要があるからです。こうした柔軟な順位評価も、AIあってこその芸当と言えるでしょう。
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(AIではなく)検索やSEOの変化に注目を
2016年のはじめ、Google独自AIの「RankBrain」が話題となり、大きな関心が集まりました。しかし実は、RankBrainが導入されたのは2015年の半ばとされています。つまり、RankBrainが導入された足掛け二年前から、GoogleはとっくにAI化していたのです。
AI化したGoogleはどうなるのだろう…と漠然とした不安を感じるウェブマスターも少なくないと思いますが、毎日Googleを使っていても、特別違和感がないどころか、注意深く使ってみると、むしろGoogleが少しずつ進化し使いやすくなっていることがわかるはずです。
AIと聞くと身構えてしまいますが、それよりも「今、検索やSEOがどうなったか」を知ることのほうが重要です。AIとか機械学習とかいった言葉に注目しすぎず、自分のターゲットSEOワードでどんなページが上位表示されているか、従来同様注意深く観察し、傾向を読んでSEO対策にあたる必要があります。
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