[2017/05/04] (最終更新日 2021/08/10)
検索ワードと全く同じ言葉でSEOしないと効果がない?
ユーザーが入力した検索ワードと、全く同じキーワードでSEO対策をしていないと、検索結果にあなたのページは上がらないのでしょうか?
例えば、パーティション(オフィスの間仕切りをするための簡易壁)を買いたい人たちが、「パーテション」と「パーティション」と「パーテーション」という違ったワードで検索しているとします。
このときあなたは、いったいどの言葉で検索上位を目指せばよいのでしょうか?
Googleは言葉のブレを「わかって」くれる
実はGoogleは、こうした言葉のブレ(ちょっと違うけど同じ意味の言葉)を、ある程度理解してくれます。
例えば、上の「パーテション」と「パーティション」と「パーテーション」の3種類の言葉で検索した結果を見てみましょう。(下図)
すると、少々の違いがあるとはいえ、全て「オフィスの間仕切りをするための簡易壁」(つまりパーティション)についてのページを表示してくれています。
少し違う部分もあるが・・・
少し注意したいのは、微妙にではありますが、表示される内容が違う点です。
例えば上の画像では、まず広告の部分(アドワーズ部分)が少々入れ替わっています。
また、中央の「パーティション」の検索結果に限り、「コンピュータのハードディスクの機能/部品についての説明パネル」があり(ナレッジグラフといいます)、Googleがこの言葉だけ少々違う扱いをしているとわかります。
といっても、その他の部分に掲載されている情報は、やはりどれも同じ「オフィスの間仕切り」についての情報に終止していますね。
結論:気にしすぎることはない
結論としては、検索ユーザーが使う検索ワードと「全く同じ」かどうかは、気にしすぎなくてもよい、と言えます。
Googleは、検索ワードと全く同じ言葉でSEOしていなくても、意味の同じ言葉であれば、SEO対策しているページを上位表示してくれるのです。
ベストなのは「自分で検索して確かめる」こと
とはいえ、今回やったように、自分でその言葉を使って検索してみて、一番よさそうなものを選ぶのがベストです。そうすれば、上記で示した「微妙な違い」の問題が起きるのも避けられます。
例えば今回の例で言えば、ハードディスクのナレッジパネルが表示されている「パーティション」というワード以外なら、比較的適切にお客さんを集められそうです。
※こうした場合は、キーワードを絞り込むという手法もあります。これについては、こちらの記事を参照してください。→【参考記事】小さい会社のサイトはSEO対策に向いている【知ってた?SEO】
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