[2017/05/06] (最終更新日 2022/05/17)
WEBページ数が多いサイトほど検索順位は上がる?
Googleは、様々な順位決定要因の中から特に、コンテンツ、つまり「あなたのWEBページに掲載した内容」も評価して検索順位を決めています。
一般に、コンテンツ(文章)は短いよりも適度に長い方が順位が上がりやすいといえますが、それでは、コンテンツを掲載するサイト内のページ数は、SEOの順位と関係あるのでしょうか?
WEBページの数が多いサイトの方が順位が上がりやすいのかどうか、この記事で説明します。
目次
ページ多い方が順位上昇する傾向あり
基本的には、WEBページが多いサイトの方が、順位は上がりやすいと言っていいでしょう。
Googleは他のページも見ている
なぜページ数が多いと順位が上がりやすいといえるのかというと、Googleは、例えばあなたのサイトのトップページの順位を決める時に、トップページ「以外」のページの情報も、考慮に入れているからです。
といっても、単にサイト内のページが多ければいいというわけではありません。
「評価されるページが多い」が正解
サイト内のページは、下記の二つの条件をできるだけ満たしている必要があります。
- 役に立つコンテンツが載っている
- 被リンクがついている
必ずしも、サイト内の全ページが2つの条件を満たす必要はないのですが、この条件を満たすページがサイト内に多いほど、そのサイト内の他のページも評価が高まる傾向があります。
「0点ページがたくさん」は無意味
反対に、意味のあるコンテンツがなかったり、盗用コンテンツだったりするページが何千ページあっても、そのサイトが評価されることはありません。
このようなサイトのSEO評価は「1ページあたり0点」であり、0点のページが1,000ページあっても、合計はやっぱり「0点のまま」となってしまうのです。
ページ数はあくまで「めやす」
(盗用コンテンツなどのサイトを除けば、)一般的には、ページが多いサイトの方が、その中に被リンクのついたページが混ざっていたり、とても役に立ちユーザーから人気があるコンテンツが含まれていたりするものです。
そのため、ページが多いサイトの方が「上がりやすい」のです。
勘違いしないようにしたいのは、「ページが多ければ上がる」のではないのです。
ページが多いと「価値のあるページが含まれていることが多い」ため、その結果として「上がりやすい」のです。
Googleは「役に立つもの」を評価する
Googleはユーザーにとって有益な情報を提供するサイト(ページ)を評価します。したがって、闇雲にページを増やす為だけにコンテンツを追加するよりも自分のサイトを「役に立つサイトにしよう」と考え役に立つコンテンツを追加し続けたらいつのまにかページ数が増えていた、という場合の方がGoogleに高く評価される可能性はずっと高いと言えます。
こう考えると、ページ数が十分多いかどうか、といった基準は、SEO対策の際の「めやす」でしかないとも言えます。
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SEO順位に響くのは「総合点」
言ってみれば、Googleは下記の二つをミックスした評価が、WEBページの検索順位に大きくかかわってきているといえます。
- WEBページ自体の被リンク+コンテンツ
- サイト内の他のページの被リンク+コンテンツの評価平均
このミックスの割合や、他のページの「平均」なのか、特別な係数を使っているのか、などは、検索アルゴリズムがアップデートされるたびに変化するとはいえ、おおむねこう考えて間違いないでしょう。
※なお、たった1ページだけのサイトでも、そのページの被リンクやコンテンツが大きく勝っていれば、数千ページのサイトに勝つことも、全く珍しくありません。
SEO対策を意識してページを増やそう
現在は絶えず検索アルゴリズムがアップデートされ、細かな評価割合の変化がつねに起こっているような状態で、検索順位も絶えずすこしずつ動いています。
しかし、アルゴリズムがどれだけ変化したとしても、結局いちばん有効なSEO対策は、自分のサイトをユーザーの役に立つ情報を提供するサイトにすることと言えます。これは、しっかりとSEO対策さえしていれば、特別な技術や知識は必要ありません。
対策の目安としてなら、WEBページを増やそうとするのは、とてもいいことです。
しかし、そこに有用なコンテンツがあり、被リンクがついたページでないと、ただ増やすだけでは意味がない、ということを念頭に対策しましょう。
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大事なのはページをやみくもに増やすよりサイトの力を高めるページを増やす事
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