[2021/07/13] (最終更新日 2022/08/16)
「送信された URL に noindex タグが追加されています」の対処法
Googleサーチコンソールの「カバレッジ」では、どんな情報が確認出来るかというと、インデックスに関するサイト上の問題が確認できます。
サイトに問題が起きている場合にレポートで知らせてくれるという便利な機能です。
以前ご紹介した記事では、カバレッジのステータスの中で
「未登録(以前の表現では「除外」)」ステータスにフォーカスして問題点の意味や対処法をご紹介しましたが、
今回はカバレッジの「未登録(以前の表現では「エラー」)」ステータスから問題点を確認し対処法をご紹介します。
[NEW!]2022年8月16日
サーチコンソールのいくつかのレポートが変更されたことを確認できました。
これは、2022年6月15日にGoogle検索セントラルで数か月に渡り変更を加えていく事を発表していましたが、レポートの変更を確認できました。
今までは「エラー」「有効(警告あり)」「有効」「除外」と4つのステータスに分類されていましたが、
変更後は「エラー」「除外」が「未登録」、「有効(警告あり)」「有効」が「登録済み」として2つの分類となりました。
目次
ページがインデックスに登録されなかった理由について
カバレッジの未登録に表示されているURLは、何らかの問題によりインデックスに登録されていないURLとなります。検出メッセージをクリックすると詳細画面が表示され、該当のURLが未登録となった原因やステータスが確認できます。
カバレッジで未登録となった要因には、「送信された URL に noindex タグが追加されています」「リダイレクト エラー」「送信された URL が見つかりませんでした(404)」などありますが、ここでは「送信された URL に noindex タグが追加されています」という問題に注目していきます。
「送信された URL に noindex タグが追加されています」について
送信されたURLというのは、Googleに対し、サイトマップなどを通して「送信(知らせた)」されたURLの事を指しますが、「送信された URL に noindex タグが追加されています」は、そのURLにnoindexタグが追加されている事を教えてくれるエラーの内容となります。
基本的にサイトマップで確認できるURLはGoogleにインデックスをしてほしいURLである事から、noindexが設定されているURLと矛盾が生じている状態です。
Googleサーチコンソールのカバレッジで「送信された URL に noindex タグが追加されています」のエラーを確認した場合、該当のURLをインデックスさせたいのか、またはさせたくないのかにより対処が変わってきますが、エラーの原因として疑うべきは、noindexを設定している該当URLが、サイトマップ(sitemap.xml)に含まれているという状況となります。
実際に、エラーを確認したURLを個別に確認していくと、URL自体はnoindex設定になっているのに対し、sitemap.xmlの方にはURLが含まれていました。確認したURLはインデックスをさせたくないURLだったため、noindex設定はそのままで問題ないのに対し、sitemap.xml内からURLを削除する対応を実施しました。
noindexってどんな時に使うの?
「noindex」は、検索結果に出したくないページ、クローラーにインデックスしてほしくないページに設定します。
一般的な設定方法は、インデックスしてほしくないページのhtmlファイルのhead内部に次のようなタグを追加します。
<meta name="robots" content="noindex"/>
インデックスさせたいURLがエラーとなった場合の対処法
インデックスさせたいURLの場合、URL自体にnoindex設定がされている可能性が高いので、noindex設定を外しましょう。
インデックスさせたくないURLがエラーとなった場合の対処法
インデックスさせたくないURLの場合は、URL自体にはnoindex設定がされていて問題ないです。sitemap.xmlを確認し、該当URLが含まれていればURLを削除しましょう。
修正完了後「修正を検証」ボタンをクリック
カバレッジの「送信された URL に noindex タグが追加されています」の全てのURLの対応が完了したら「修正を検証」ボタンをクリックし、Googleに修正した事を伝えます。修正されている事が確認できれば後日「合格」の判定が表示されます。もし「不合格」の判定がされた場合は、再度問題の改善に取り組みましょう。
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カバレッジ「未登録」ステータスまとめ
カバレッジのエラーの一つである「送信された URL に noindex タグが追加されています」の原因と対処法についてご紹介しました。
対応方法としては、インデックスしてほしいURLなのか、または不要なURLなのかにより対応が分かれると説明しました。
未登録の原因は、noindex設定とサイトマップで送信しているURLの矛盾が主な理由となる事がわかった為、対応としてはそれほど難しい事はありません。大きく2点チェックするだけでエラーが解消できる可能性が高い部分です。カバレッジの未登録は溜め込まずに、こまめに対処していくといいですね。
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