[2016/02/12] (最終更新日 2021/06/16)
2016年のSEO対策
2016年になって、SEO対策の方法が徐々に変化しています。
これまでも何度もブログで記述していますが、コンテンツが重要になっています。
私の考える理想のサイト運営方法は、TOPページのSEO対策を完了させた後、コンテンツを追加し続け、TOP、カテゴリページに被リンクを少しずつ追加させていきます。
この方法で、TOPページの順位が安定し、サイト全体が検索にヒットしやすいサイトになると思います。
これでは全く意味が分からないと思いますので、以下に詳しく説明いたします。
目次
SEO対策を考慮したサイトの運営方法
1)TOPページのSEO対策を実施する(詳細はこちら)
2)カテゴリページを作成し、基本的なSEO対策を実施する
3)周辺キーワードでブログを書く または コンテンツを増やす
4)定期的にTOPページやカテゴリページに被リンクを追加する
です。
昔のSEO対策とは
1)TOPページのSEO対策を実施する
2)ロングテールキーワードでページを作成し、SEO対策を実施し続ける
昔と今の違い、お分かりになりますか?
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昔と2016年のSEO対策の違い
TOPページにSEO対策を実施することは、昔も今も違いありません。
※必要とされているSEO対策内容は昔と変化はしています。(今実施すべきSEOポイントはこちら)
変わったのは、下層ページの運用方法(SEO対策)です。
昔のSEO対策
昔は、ロングテールキーワードでページを作成し、すべてにSEO対策を実施していました。しかもロングテールキーワードでページ作成する際は、SEO対策を最も考慮して作成することが必要でした。(コンテンツは二の次)
2016年のSEO対策
現在は、違います。
現在SEO対策が必要となるのは、TOPページとカテゴリページに対してのみです。カテゴリページは以下に作成するページ(ブログまたはコンテンツ)に対しては、SEO対策を十分に意識する必要がなくなりました。
作成するブログまたはコンテンツページは、SEO対策をさほど意識せず、内容に最も注力して作成することが重要です。
ここで、周辺キーワードと初めて耳にされたかたが多いと思います。
そのはずです。今回、色々と考えて私が初めて呼び名を付けました。
今必要とされているキーワードが、昔からいうロングテールキーワードとは異なっており、ロングテールキーワードでは説明がつかないからです。
ロングテールキーワードと周辺キーワードの違いについていかにご案内します。
ロングテールキーワードとは(昔からあります)
ニッチキーワード(穴場キーワード)、複合キーワードとも呼ばれます。
メインキーワード+ほかのキーワードで作成したキーワードを意味します。
一般的なメインキーワード(ビックキーワード)と比べると、検索数が非常に少ないですが、クリック率が高く、コンバージョンに直接つながるユーザーを獲得ができるキーワードです。
ロングテールキーワードは、競合サイトが少ないので、上位化しやすいメリットがあります。
例えば、中古車の場合
メインキーワード:中古車
ロングテールキーワード:中古車 軽、中古車 札幌、中古車 格安、中古車 査定など
例えば、マンションの場合
メインキーワード:マンション、マンション 新宿
ロングテールキーワード:高級賃貸マンション 新宿、デザイナーズマンション 新宿 安い
周辺キーワードとは
上記図のメインKWの周りにあるのが周辺キーワードを意味します。
検索数などにはこだわらず、メインのSEOキーワード関連のキーワード、SEOキーワードに注目している人の属性に合わせたキーワードを意味します。
中には、メインキーワードと同じくらい競合サイトが強いキーワードが含めれることもあります。
例えば、SEOの場合
メインキーワード:SEO
周辺キーワード:SEO対策、SEO 値段、iphone
例えば、ホテルの場合
メインキーワード:ホテル 新宿
周辺キーワード:ビジネスホテル 新宿、山手線、新宿 居酒屋
周辺キーワードにもロングテールキーワードの一部を含む場合がありますが、ロングテールキーワードとは考え方の概念自体が異なります。
そもそも周辺キーワードでブログやコンテンツを作成し続けても、上位化しなければ意味がないと思われるかもしれませんが、上位化を目指す方法が昔と変わっています。
SEO対策で目指すもの
昔は、作成したロングテールキーワードのページに直接SEO対策を実施して、ロングテールキーワードで作成した各ページ単体で上位表示を目指していました。
今は、ブログやコンテンツページで直接上位化を目指すのではなく、その上のカテゴリページ、またはTOPページで上位化することを目指します。
現在の検索エンジンアルゴリズムの場合、ブログやコンテンツページをどんどん追加していくと、TOPページやカテゴリページが上位化するケースが多いです。
しかし、今後は検索エンジン(Google)がさらに賢くなり、TOPページやカテゴリページに加えて、追加したブログやコンテンツページも一緒に上位化するようになると思います。
おそらく、そうなった場合もブログやコンテンツページにSEO対策を注力して実施するといった必要はないと考えます。
まとめ
1)TOPページのSEO対策を実施する(「エキスパートが進める必須のSEO」記事はこちら)
2)カテゴリページを作成し、基本的なSEO対策を実施する
3)周辺キーワードでブログを書く または コンテンツを増やす
4)定期的にTOPページやカテゴリページに少量の被リンクを追加する
ここで難しいのは、SEO対策用の被リンクを用意する作業かと思います。
TOPページの被リンク対策は、キーワードの難易度にもよりますが、キーワードが中~小の場合はSEO Packのリンクを選んで設定します。
カテゴリページやの被リンクは、キーワード難易度に関係なく、SEO Packの被リンクがお勧めです。
設定する被リンク数は、これまでの対策によって異なるのは確かですが、現状を改善させるには10本程度の被リンクが妥当と考えます。
そこにSEO Packの被リンクは、質、量ともにちょうど適していると思います。
被リンクは、もう必要ないなども言っている方がいますが、私が実験や顧客のデータを見る限りでは2016年も必要です。
今後も被リンクは、サイト運営のベースとなっていくと思います。
繰返しになりますが、私の考える2016年理想のサイト運営方法は、TOPページのSEO対策を完了させた後、コンテンツを追加し続け、TOP、カテゴリページに被リンクを少しずつ追加させていきます。
この方法で、TOPページの順位が安定し、サイト全体が検索にヒットしやすいサイトになると思います。
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