SEO対策はSEOツール(内部対策+コンテンツ対策)+外部対策で月額7,980円
Google Panda Update
この記事では、順位上昇(SEO)のためにパンダアップデートをうまく利用する方法について、説明します。
パンダアップデートとは、Google検索が「品質が良いサイトの順位を上げて、品質が悪いサイトの順位を下げる」ために行う、サイト評価基準の一つです。
コンテンツの質に関係するGoogleのアルゴリズムとなりますが、ペンギンアップデートと並んでGoogleのアルゴリズムの中でも非常に有名なアップデートのひとつです。
パンダアップデートでポイントになるサイト評価基準には、以下のようなものがあります。
Googleはユーザーにより良い検索結果を提供するために、定期的にパンダアップデートを更新してきました。2014年時点では、約1ヶ月周期でのパンダアップデート内容更新(アップデート実施)が確認されています。
パンダアップデートは、2011年2月に導入されました。 英語圏から徐々にGoogleの検索エンジンのアルゴリズムに追加され、導入当初は検索結果の11.8%もの大きな影響がありました。
そして、定期的にアップデートを繰り返し行い、1から2、2から3、3から4と大幅なアップデートを更新し、2016年にはコアアルゴリズムの一部となり、今もなお自動と手動の更新を続けています。
※コアアルゴリズムとは、検索エンジンのアルゴリズムのベースとなる項目で更新のアナウンスはしないとされています。
コアアルゴリズムの一部となる前は、独立したアップデートとして、更新とともに、英語圏で検索結果に及ぼす影響度も不定期に公表してきました。
New Panda data refresh rolling out: ~1.3% of English queries noticeably affected. Background: http://t.co/BoJyWRW2
— Google (@google) 2012年12月21日
また、パンダアップデートの名前は、当時の開発担当の中心人物の名前が由来となっています。
パンダアップデートの目的は前述しましたが、検索ユーザーへ質の高い、価値のあるページを表示するためのもので、質の低いページを検索結果から削除して、ユーザーの検索満足度を向上させるためのものです。それまでの検索結果というのは、以下のようなページが検索上位に表示されている状態でした。
この、コンテンツファームに対策するアップデートということで、当初「ファーマーズアップデート」とも呼ばれていました。また、Googleの公式ブログでも「良質なサイトを作るためのアドバイス」でパンダアップデートの詳細を公開しています。
低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。
これによって、文字数やコンテンツの内容が濃い「質の高いコンテンツ」が検索上位に多く表示されるようになりました。これは、競合よりもコンテンツを作り込み、被リンクなどからクローラーが巡回することができれば上位表示も不可能ではないということです。
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
このアップデートによって影響を受けるページとは、コピペで作られたページはもちろん、中身の全くないアフィリページやプログラムによって自動生成されたコンテンツなどに影響を与えます。
※パンダアップデートのペナルティは手動ではなく自動です。
ページの品質に関しては、Googleの品質ガイドラインの中からコンテンツに関する項目を参考にしてください。
そして、パンダアップデートに対応するためには、サイト内で価値の低いとされるページを積極的にnoindexにしたり、サイト内で似たページがあれば、質の高いページへ優先させるためにcanonicalで指定するなどして、サイト内に存在するページを質の高いコンテンツにする必要があります。
もし、パンダアップデートのタイミングで順位を落としてしまった場合、ペナルティが自動なためサイトを修正して、クローラーが巡回してくるまで待つしかありません。
SEO対策は、外部対策や内部対策も重要ですが、まずはコンテンツをしっかりと作り込むことに集中しましょう。
パンダアップデートが実施されると、Googleの検索順位に変動が起こります。
それまでは1位だったサイトが5位に下落したり、逆に5位だったサイトが1位に上昇することもあります。
あなたのサイトの順位が、突然上昇あるいは下落した時、その原因の一つはパンダアップデートかもしれません。
パンダアップデートは「サイトの順位が下がる」というマイナス面に目が行きがちですが、「良いサイトを作れば順位は上昇しやすい」という前向きに捉えることも大事です。
Googleは質の高いコンテンツを評価します。これが文字量が多いページが上位表示する傾向にある理由のひとつで、サイト内に価値のないページがあればnoindexを設定した方が良い理由でもあります。
ウェブマスターの最終目標は「サイトの順位を上げること」ですから、パンダアップデートを上手く利用して、サイトの順位上昇を目指しましょう。
そのためには”ユーザーにとって有益なサイトを作る”ように心がけることが大事です。
Googleは常に、ユーザーにとって有益なサイトを高く評価する姿勢をとっています。パンダアップデートもその一環なのです。
サイトを作成するとき、SEOとして有益かどうかを考えるのではなく、まずはユーザーにとって有益かどうかを考えてみましょう。
例えば、広告が沢山あって見づらいサイトは、ユーザーからすると有益なサイトとは言えません。ユーザー目線に立って、日々サイト作りをしていくことが、結果的にはGoogleに評価されるSEOになるのです。
いかがでしたでしょうか。この記事をご覧になって、パンダアップデートを恐れるのではなく、逆に利用しようという前向きな考えを持てましたか?SEOをしていると、こうした順位変動の要因とぶつかることがありますが、「日々の積み重ね」を大事にしていれば恐れることはありません。
ユーザー、そしてGoogleから評価されるような”優良サイト”を一から作り上げて、順位変動に強いサイトを作っていきましょう。
コンテンツ分析や内部SEO対策、競合分析ができるSEOツールが7日間体験可能!高機能なSEOツールを体験ください。