[2016/02/03] (最終更新日 2024/12/23)
クリックされるバナー広告の場所とは?
ホームページのwebマーケティングの集客手段にはweb広告の出稿がありますが、その種類もリスティング広告やテキスト広告、バナー広告の出稿などの方法があります。
バナー広告とは、広告枠に画像や動画が表示されるタイプのインターネット広告(web広告)です。ディスプレイ広告とも呼ばれる事があります。
上の画像中の赤枠部分がバナー広告となります。
バナー広告は、ただ表示しているだけでは企業やサービスのブランディング効果は望めても、集客に繋げるにはバナー広告をクリックされなければなりません。
そこで、クリックされるバナー広告のポイントをご説明します。適切な広告運用をしてバナー広告の成果を高めましょう。ポイントは3つあります。
目次
クリックされるバナー広告のポイント
- 出稿場所
- バナー広告のクリエイティブ
- 形式
クリックされるためにフォーカスしたいバナー広告のポイントは「出稿場所」「バナー広告のクリエイティブ」「形式」となります。それぞれのポイントを見ていきましょう。
出稿場所
本記事の筆者は、当初一番目立つ箇所に掲載するバナー広告が一番広告費用も高く、クリックも多く獲得すると思っていました。
しかし、色々な媒体の色々な場所にバナー広告を出稿していくうちに、一番クリックされる場所が今までの考えとは異なる事がわかりました。
筆者が考えていたクリックがされやすい場所
実際のクリックされやすい場所
実際にクリックされやすい場所は、メインコンテンツの一番下(記事下)となりました。
次にクリックされやすいのが、メインコンテンツ中です。
ちょっと上記ではわかりにくいですが、よく新聞など記事中に広告がありますよね。
そこの場所に掲載するバナー広告が一番クリックを獲得していました。
また、そのバナー広告の内容がwebページのコンテンツに関連する内容だとよりクリックされます。
最後は、一番目立つ場所(右上など)です。
おそらく昔は、一番目立つ場所の広告が一番クリックされていたと推測しますが、今では多くの人が広告を目にするようになり、以前ほどクリックされにくくなりました。
一方、2番目にクリックされやすい「記事中の広告」は、ユーザーがコンテンツを読み進める中で自然にクリックされる確率が高いのではないかと推察します。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
バナー広告のクリエイティブ
バナー中に入っているコピー他、テキストが最も重要です。
バナーデザインはそこそこでもテキストの内容によって、実際にクリックが大きく変わります。
また、画像で広告出稿する際は、色に注意です。
色は、広告を掲載するサイトと似ているようにすることがポイントです。
なぜ掲載するサイトと馴染ませる色見にすると良いのかというと、それは恐らく、バナー広告がサイトのコンテンツと馴染み、違和感無くクリックされるからだと推測できます。
検証の結果、いかにもPR広告というようなクリエイティブはあまりクリックされない傾向にありました。
当初、筆者は、いかにもバナー広告といったクリエイティブの方がクリックされると考えており、そのようなバナーばかり作成していましたが、実際に検証すると違いがある事がわかりました。
バナー広告の形式
バナー広告には、画像、テキスト、動画の3種類が大きくあると思います。
本記事ではバナー広告の種類としてテキスト広告も含めてご説明しますが、媒体によってはバナー広告とテキスト広告を別で扱っています。
さて、私は、これまでバナー画像が一番クリックされると思っていましたが、実は、テキスト広告のほうがクリックされやすい事がわかりました。
これも先に記載しましたが、ユーザーがコンテンツの一部として勘違いしてクリックする、広告は見たくないといった傾向にあるのでは?と推測します。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
バナー広告のサイズ
バナー広告のサイズは、媒体毎や目的毎に様々ありますが、クリックされやすいバナー広告のサイズには次のようなサイズがあります。
はじめに、パソコンとスマホの両方に対応する一般的なバナー広告のサイズとして「300px × 250px」のサイズがあります。
このサイズはスマホに表示された場合は特にクリック率が高い傾向にあるサイズです。
運用上もデバイスにより別々のサイズを用意する必要がなく、初心者でも取り入れやすいバナーサイズとなります。
その他、パソコンとスマホの両方に対応するバナー広告のサイズとして「336px × 280px」というサイズも主流です。
バナー広告でSEO効果を期待できる
バナー広告は集客目的で設定する他、SEO効果を期待する設定方法もあります。
それは「内部リンク」のひとつとしてwebサイト内に設定する事です。
内部リンクを最適化する事はGoogle向けのSEOの施策のひとつである内部対策として有効な手段となりますが、バナーに設定するリンクにはalt属性を設定する事が重要です。altタグは、代替テキストと呼ばれ画像が表示されない場合や画像を視覚的に確認できない時の為に、画像の説明を記載します。それに加え、検索エンジンにも画像の内容を伝える為に役立ちますが、画像に内部リンクを設定する際には、クローラーがaltタグで設定された内容を辿り(理解し)リンク先に遷移するのでaltタグは必ず設定しておきましょう。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
クリックされるバナー広告のまとめ
検証の結果、出稿場所、クリエイティブ、形式ともに筆者の予想とは異なるバナー広告がクリックされやすい傾向にある事がわかりました。みなさんのバナー広告の状況はいかがでしたでしょうか?
あまり広告と認識されずらい「記事中のテキスト広告」が効果的という結果となりました。
昔よりは、ユーザーがインターネットに精通し、目的とは異なる情報は必要なくなったため、クリックされる広告が変わったと思います。
バナー広告もインターネットマーケティングの重要要素ではありますが、ユーザーの目的に合った情報を的確に提供できるのは、SEO対策のほうが適していると考えます。

この記事が役に立ったらSNSで共有してください。