Bingの「顔」をマイクロソフトが「クビ」に

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[2014/10/31] (最終更新日 2021/06/15)

Bingの「顔」をマイクロソフトが「クビ」に

検索エンジンBingの製品マネージャであるデュアン・フォレスターさんが、米国時間10月29日、マイクロソフトから解雇通知を受けたことが明らかになりました。


右がデュアン・フォレスター/本人のflickrより

デュアンさんは2011年以降4年にわたりBingを支えてきた人物であり、このことでBingは、SEO関連スポークスマンとして最も長くBingを担当した人物を失うことになります。

マイクロソフトは同じ29日に、3,000人の人員整理を行うことを発表しており、いくつかの組織で大規模な人事に着手したようですが、デュアンさんは「私の部署もその影響を受けることになった」と、10月30日付のブログ記事で話しています。

「Bingのマット・カッツ」の実績は

デュアンさんはいわば、Googleで言うマット・カッツさんのような立ち位置になりますが、Googleの市場シェアが67.5%であるのに対し、Bingはまだ18.4%、デュアンさん自身もマット・カッツさんほどの影響力をSEO界隈で持ち得たとは言えず、期待されたよりも小さな成果しか得られていなかった、という見方もできます。
※comScore社リサーチ発表 “comScore Releases March 2014 U.S. Search Engine Rankings” 参照

とはいえ、デュアンさんは今月初めに「US・サーチ・アワード」で「検索エンジン業界の“今年の人”」に選出されるなど、着々と業界での実績と知名度を上げてきたところでした。

様々な面で彼が検索エンジンの歴史に残した功績は注目すべきものであり、米メディアでも、デュアンさんの労をねぎらい今後の成功を願うとのコメントが見られています。

蛇足ですが筆者所感

まだデュアンさんの後任は決まっていないようですが、かたやGoogleのマット・カッツさんも現在休暇中で、GoogleとBingはどちらも、ユーザに知られる「顔」が不在の状態になっています。

率直に「Bing大丈夫か!」という印象を受けてしまいますが、米国では方針転換に伴う突然な解雇や人事異動がざらにあるようだし、デュアンさんも非常に前向きな心境をブログにつづっているので、私のような日本人が感じる印象とは違って、これからBingが大きな発展をする予兆なのかもしれません。

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