[2015/01/06] (最終更新日 2021/06/21)
ペンギン更新とGoogleエンジニアの「一休み」の関係
展開の続くペンギンアップデートが昨年末から変動を起こしておらず、これにつきGoogleは「エンジニアが一休みしているところだ」と発言しました。
昨年末以降、ペンギンアップデートは「常に更新を続ける」とされていましたが、12月中旬から順位変動は落ち着きを見せており、ペンギンが今どういった状況にあるのか、Googleに対して質問がありました。
質問を受けたのはGoogleのジョン・ミューラー氏で、その際下記のようなやりとりが行われました。
質問者:ペンギンアップデートについて質問したいのだが、何か新しい情報はあるのでしょうか?
ミューラー:今はエンジニアたちが一休みを取ろうとしていて、それで何が起こるのかを確かめているはずです。なので、当面大きな順位変動は起きていませんね。
大抵の場合、アップデートされたアルゴリズムが展開されると、それに応じて検索結果も変化します。この際、Googleのエンジニアたちはその変化を確認しつつ、アップデートのチューニングを同時に行っているようです。
このエンジニアたちによるチューニングが休止すると、ペンギンアップデートが常に更新を続けていても、検索結果への影響は極めて穏やかなものになるようです。
ただし、休止中ということは、いずれ再開されるということでもあり、再開に伴って昨年11~12月に見られたような大変動がまた起きる可能性もあります。年始のうちにサイトのSEO状況を見直し、状況改善に取り組むことをお勧めします。
【参考リンク】
当該のジョン・ミューラーとユーザとのやり取り(英語)
アルゴリズム変動で順位を「上げる」4つのSEOポイント – SEO Pack ブログ
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