[2015/02/28] (最終更新日 2021/06/21)
Googleモバイル、読込の遅いサイトに「遅い」と赤ラベル表示
Googleモバイルの検索結果で、表示に時間がかかるサイトに「Slow」(遅い)と赤いラベルが表示された例が確認されました。
ただ、このSlowラベルがまだ表示されないユーザはきわめて多く、Googleがテスト導入したものと見られます。
Slowラベルの表示画面
Slowラベルの表示を確認したのは、インドのマーケターであるK・ナーラジ・カヤシャ氏です。ナーラジ氏のGoogle+記事に掲載されたラベルのキャプチャ画像はこちらです。
対象となるサイトは
上記2枚のキャプチャによれば、Slowラベルが表示されている3つのWebページはそれぞれ、YouTube、Google Scholar、twitterのものです。多くのユーザを抱えるこれらサイトが適合するなら、SlowラベルのつくWebページは膨大な数になってしまいます。
それほどいたずらに大量にラベルを表示してもGoogleのユーザビリティが低下するのみと思われるため、もしリリースされるなら、ラベル表示対象サイトはもっとユーザビリティ的に妥当性のあるものに替わると考えられます。
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掲載サイトに求める基準、高まる傾向
ページ表示速度は既にPC・モバイル検索のランキング評価指標ですが、さらに今後Slowラベルが本導入され、かつ対象サイトが多数に渡るようなら、Googleはサイト運営者に対し表示速度改善を強く促す意思があると考えられます。
この他にも、アルゴリズム最適化はもちろん、スマホ最適化、HTTPS化など、Googleは様々な点でサイト運営者に改善を迫っているとも考えられます。彼らのの思い描く理想のインターネット空間(検索空間)へ向け、Googleは休みなく歩みを進めています。
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