[2016/04/13] (最終更新日 2021/08/03)
Googleの新しいスパム警告が公開/SEO対策状況のチェックを
検索結果リストで、偽装スパムサイトをクリックしてしまった検索ユーザに対し、警告表示とブロックを行う、という記事を米Googleがリリースしました。
本機能は公式セキュリティブログでも紹介され、Google肝いりの機能と見られます。
アクセスブロック、赤い警告画面も
米時間4月12日、偽装ダウンロードボタンを含むウェブサイトにアクセスしようとする検索ユーザーに対して、アクセスをブロックする仕様をリリース済みだ、と米Googleが公式にアナウンスしました。
アクセスブロック時には、このような真っ赤な警告が表示されます。スクリーンショットはこちらです。
Google要旨と偽装サイトサンプル
Googleは下記のように、セーフブラウジング強化の一環だと発言しています。
Googleは、こうした偽装埋め込みコンテンツからユーザーを守る、安全なブラウジング(Safe Browsing)のための防護策をどんどん進化させています。
また、ブロック対象となるコンテンツを、下記のように定義しています。
- 自分のデバイス、あるいは自分のブラウザ自体が行った挙動のように見えるなど、信頼性の高いもののようにふるまったり、見えたり、感じられたりする
- 例えばパスワードの共有や技術サポートの呼び出しなど、信頼性の高いものに対してでないと行わないようなことをさせるため、だまそうとする
例えば下記画像では、虚偽の「メディアプレイヤー12.3へのアップデートが必要です」という情報を示して、偽装ボタンを押させようとしています。
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自サイトSEO対策状況チェックを
Google日本では、まだ筆者は導入を確認していませんが、早晩こちらにも導入される可能性もあります。
これはランキングアルゴリズムではありませんが、こうした機能導入と同時に、検索順位が動く(変動する)こともよくあります。こうした際は、被リンク対策が済んでいるサイトは、悪影響を受けにくいほか、好影響による順位上昇も望めます。
サイト管理者の方は、namaz.jpチェックのほか、リンク対策に抜けのあるサイトがないか確認してください。特にはじめてリンクを設置する場合は、バランスの良いSEO Packを選択するのがよいでしょう。
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