[2016/06/29] (最終更新日 2018/05/29)
順位が上がりやすいサイトの特徴を知ろう【速習SEO】検索順位が上がらないのはなぜ?
何をやっても検索順位が上がらない… と悩んだことはないでしょうか?
検索上位にいるサイトは、何か自分の知らない秘密のテクニックを使っているのでは…と思ったことはありませんか?
しかし、秘密のテクニックなど、ありません。
検索上位にいるサイトはみな、誰にでもできる方法だけを使って、順位を上げているのです。
SEO対策でまず重要なのは、あなたのサイトが「順位が上がりやすいサイト」かどうかです。
本記事では、誰にでも対策できる「順位が上がりやすいサイト」の特徴をまとめています。あなたのサイトとくらべてみて、足りない所はさっそく対策してみてください。それでGoogleの順位評価が変わっていくのが実感できるはずです。
上がりやすいサイト:1. Google評価の高いコンテンツがある
まず、何よりも大切なのが、Googleからの評価が高いコンテンツがあることです。
Googleは、それぞれのWEBページの「コンテンツ」と「被リンク」を評価して、それぞれがより優れているWEBページを、より高い検索順位に表示します。
SEOをやったことがない人にありがちなのが、「被リンクだけがたくさんあれば、検索順位が上がる」という勘違いです。リンクがなければ順位も上がらないのは確かですが、Googleの評価するコンテンツがいっさいないままリンクだけがたくさんあっても、順位は上がりません。
リンク対策を始めるなら、同時に、コンテンツ対策も必ず始めましょう。下記のようなポイントをおさえたページを作ることで、Googleから高く評価されることができます。
1-1. テーマ(=狙っているキーワード)が明確
そのページが何についてのページなのか、明確なテーマ(=狙っているキーワード)を決めてコンテンツを作りましょう。
この「テーマ」とは、言い換えれば、そのページを「何という検索キーワードで上位表示させたいか」と同じ意味になります。例えば「靴 通販」というキーワードで検索上位に表示したいなら、「靴 通販」という言葉を軸にして、そこからぶれないようにコンテンツを追加していくのです。
失敗例としては、「靴 通販」で順位を上げたいのに、順位を上げたいページに「靴 通販」にまつわるコンテンツがほとんどないとか、販売する商品の商品名(「ブランド名○○のハイヒール」など…)と写真だけが載っている、といったパターンがあります。
Googleは「靴 通販」についてのコンテンツ(文章)があるページを上位表示させようとするので、例えば、下記のように明確な文章が入っているWEBページのほうが、はるかに順位上昇しやすくなります。」
【よい例:キーワードが明確に入っている】
titleタグ: <title>靴の通販 ○○ショップ – あんしん価格と迅速発送</title>
h1タグ: <h1>靴の通販なら ○○ショップにおまかせ下さい!</h1>
bodyタグ内本文(pタグなど): <p>靴の通販に利用するサイトをお探しですか?それなら、様々な靴のインターネット通販で10年の実績を持つ、当○○ショップをご利用下さい。靴の通販で悩みがちな▲▲や◆◆も、○○ショップなら解決。あんしん価格と迅速発送で、多くのお客様にご利用いただいている、靴の通販ショップです。</p>
【悪い例:狙ったキーワードが入っていない】
titleタグ: <title>○○ショップ – ○○ブランドのハイヒールや◇◇のスニーカーなど</title>
h1タグ: <h1>○○ショップ</h1>
bodyタグ内(pタグなど): <p>○○ブランドのハイヒール(xx,xxx円) ◇◇のスニーカー(xx,xxx円) …</p>
キーワードが入っていない文章を、Googleは検索結果に載せようとはしません。
キーワードがしっかり入っていて、テーマ(狙っているキーワード)がはっきりしていると、Googleは、そのページを掲載してくれるようになります。しかも、訪問ユーザーは欲しい情報が見つけやすくなり、読み応えを感じて通読してくれたり、回遊したりシェアしたりすることで、より順位上昇しやすくなります。
1-2. 読みやすい
とにかく、他人が読んで意味のわかる文章を書きましょう。
現在のGoogleはすさまじい進化を遂げ、今では、人が読んで意味がわかる文章なら、Googleもかなりの程度まで理解できます。しかし 人が読んでも理解出来ない文章は、Googleも理解できません。
そんな意味のわからない文章だと、Googleは、あなたのWEBページを、どの検索キーワードで表示したらよいのか、わからなくなってしまいます。そうならないよう、とにかく、誰が読んでも意味のわかる文を書くようにしましょう。
文章に使う言葉は、かんたんな言葉で、簡潔に書くのが良いでしょう。必要以上に難しい言葉を使ったり、かっこいい言葉を使う必要はありません。つまり、美文名文でなくて全くかまわないのです。
どんなにかっこいい文章でも、どんなに難しい言葉を使っていても、わかりづらければ、Googleには評価されません。
逆に、わかりやすく書かれていれば、どんなにかんたんな言葉しか使っていなくても、狙ったキーワードで必ず順位が付くようになります。
1-3. 情報が豊か
テーマ(=狙ったキーワード)にそって、できるだけ豊かな情報を書きましょう。
もちろん、全く関係ない文章をたくさん書いても順位は上がりません。(むしろ下がることすらあります)
そうではなく、狙ったキーワードと密接に関係のある言葉で、そのキーワードについての情報を、補強してあげるのです。どういう言葉が関係あるのかは、キーワードの上位サイト傾向を調べるか、このような関連キーワードを調査できるツール
たとえば「チーズケーキ」というキーワードで検索上位表示したいなら、ほかに「(チーズケーキの)レシピ」とか、「(チーズケーキの)人気ランキング」とか、そうしたコンテンツが重要とわかります。(上記ツールによる、2016年12月時点)これらの言葉を説明するコンテンツ(文章)を、順位を上げたいページに追加するのです。すると、Googleがより高い順位に表示させようとします。
広告のランディングページなどで、よく「製品のウリをハデに載せた大きな画像」だけが貼ってあるページを目にします。ああいったページはSEO対策には向いていません。
基本的にGoogleは画像内の文字を読まないからです。
そのため、主要なコンテンツはまずテキストで書きます。そうすると、Googleに情報を理解してもらうことができます。テキストを補完する意味でなら、分かりやすいよう画像を添えるのも効果があります。
1-4. 独自性がある
独自性があり、興味をひくコンテンツを作りましょう。どんなにたくさんの情報でも、ユニークで興味を引く内容なら、ストレスなく読め、ユーザーの満足度は高まります。
といっても、極端に個性的である必要はありません。あなたの実体験や、自社ならではの情報に基づいたコンテンツを届けられれば、ユーザーはユニークだと感じてくれます。
どんな人にもどんな会社にも、必ず、その人・その会社ならではの話があります。聞きかじりではなく、自分だから書けるコンテンツを書くのです。それだけで、読み応えのあるコンテンツができます。ユーザーの興味を引くページは、Googleにも高く評価されます。
上がりやすいサイト:2. 被リンクがある
順位の上がりやすいサイトは、他のサイトからリンクが貼られたサイト です。
ふだんGoogle検索を使っていると、検索上位でAmazonやWikipediaといった有名サイトをよく見ます。それは、これらのサイトにとてもたくさんのリンクがついている ことが大きな理由の一つです。
サイトについたリンクを「被リンク」といいます。Googleは、被リンク数を順位決定のメイン要素として使っており、その点で被リンクがいっさいないサイトは「0点」となります。
(→参考情報:【詳解レポ】ついに公式発言、Google検索順位2つの要因とは)
Googleのランキング原理上、被リンクが「0点」のサイトが、被リンクのあるサイトを追い抜いて順位を上げることは、非常に困難です。
被リンク獲得のための対策をする
とても有名なサイトなら、勝手に被リンクが増えることもあるでしょう。
しかし、インターネット上サイトのほとんどは、そこまで有名ではない中・小規模サイトです。
そんな中小サイトで、試しに新しいブログ記事やページを作ってみてください。そこに勝手に被リンクが10本付くまで、どれほど時間がかかるでしょうか?実際、10本も被リンクが付くことは、めったにありません。
こうした中小サイトの多くは、リンク獲得支援サービスを利用しています。もちろん、実績があり、運営年数の長いSEOサービスを選ぶ必要がありますが、リンク対策を省略してコンテンツ対策だけでは、Googleは順位評価してくれません。
一方、リンク対策とコンテンツ対策がそろうと、ぐっと効率的に順位が上がるようになります。
注意:SNSシェアやリツイートは「SEO効果なし」
ここでありがちなのが、「SNSシェアが被リンクの代わりになるのでは?」という勘違いです。しかし実は、facebookのいいね!やtwitterのリツイートといったSNSシェアは全て、SEO効果がありません。
こうしたSNSシェアを、GoogleはSEO評価対象にしていないのです。というのも、SNSはあまりに波が激しく、SEO評価対象にするには信頼性に欠けるからです。
被リンクで「まず順位を上げる」と・・・
(SNSでなく)普通のブログやホームページからの被リンクがあれば、順位上昇効果があります。また、こうしたリンクが一度付くと、順位が上がりだし、より多くの人からリンクされる可能性が高まるため、さらに被リンクを増加させやすくする効果もあります。
最初に付ける被リンクは、Googleガイドラインを考慮したバランスのよいものが最適です。逆に、例えば、いきなり超大手サイトからリンクをもらったからといって、効率よく順位上昇するわけではありません。
こうした点を踏まえ、多くの基準を設けて被リンク獲得支援を行うのが格安SEO対策パッケージSEO Packです。(→参考:被リンク獲得支援サービスの詳細
自分のサイトは順位が上がりやすいサイト?
以上、「評価されるコンテンツがあるか」そして「リンクがついているか」、の二点が、順位が上がりやすいサイトの主な特徴となります。
あなたのサイトを確認してみて、上記の両方が当てはまったら、あなたのサイトは「順位の上がりやすいサイト」です。
しかし、どちらか一方でも当てはまらなかったら、あなたのサイトの順位は上がりにくいと言えます。
他社サイトに順位で負けているのは「対策が足りない」だけ
他のサイトが上位掲載しているのに、あなたのサイトは順位が上がっていない… それはなぜでしょうか?
理由は単純で、上の2つのSEO対策が、他のサイトより負けているから です。
つまり、Googleが検索順位を決めるために使っている2つの要素、すなわちコンテンツ対策と被リンク対策が、足りていないという、それだけの理由なのです。
実はシンプル、「順位を上げるサイト」になる方法
あなたのサイトで思うように順位が伸びないときは、ここに紹介した2つの点を確認し、自分のサイトが競合サイトよりも勝っているか、確認してみましょう。
- コンテンツは勝っているか?(→Googleに評価されるコンテンツが競合サイトより多くないと、順位が上がらない)
- 被リンクは勝っているか?(→競合サイトよりリンクが充実していないと、Googleはそれ以上順位を上げようとしない)
これらの点で、あなたのサイトが負けていたら、競合に勝つことはできません。
しかし、この二つで勝てれば、競合を抜き去り、今より高い順位に表示できます。
複雑で難しい手法の前に、まず「シンプル」な対策を
SEO対策では、もっともっと細かくて複雑な手法も、たくさん存在します。しかし、そうした「難しいSEO」は、大手サイトや有名サイトが競争を繰り広げるような「難関キーワード」でもなければ、めったに必要ありません。
そんな大手以外のほとんどのサイトでは、まず「評価コンテンツを増やす」のと「適切な被リンクを付ける」のを最優先で行いましょう。それだけで、今よりも確実に「順位の上がりやすいサイト」になり、実際にGoogleが順位評価を上げるのが実感できるでしょう。
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