サイトのアクセスが減少!原因と対応策

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[2016/07/07] (最終更新日 2021/07/27)

サイトのアクセスが減少!原因と対応策

アクセスが減ると即座に「SEO対策の失敗か?」と考える方が多くいらっしゃいます。

しかし、アクセス減はSEOを含むいくつかの原因が考えられ、本当の原因が何かを突き止める必要があります

原因がわかれば対策方法もわかり、また、そもそも本当に必要なアクセスはどのようなアクセスか、コンバージョン(CV)増のためアクセスをどう増やせばよいかもわかります。

本稿では、アクセスが減った時、または少ない時の考えうる原因と、それぞれの対応策を解説します。

SEOと関係ないケース

SEO対策をしているサイトでも、SEOもしくは検索順位以外の原因で、アクセスは日々大きく増減します。当然のようですが、それを失念していると、判断を誤ってしまいます

アクセス減の原因がSEO以外である場合、それをどうやって見分け、どう対策するかを、まずはサラッと振り返りましょう。

広告アクセスが減っているとき

リスティング広告のAdWords広告などCPC広告のアクセスは、予算次第である程度自由にコントロールできますが、他のスタッフが広告を担当していて施策内容を把握していなかったり、あるいは前任者の施策内容を知らない際など、状況を見誤ることがあります。

広告施策の変化でアクセスが減った場合、下記の順番で対応するのがよいでしょう。

  1. 広告アクセスの増減があるかをGoogleアナリティクスで確認
  2. 広告アクセスに比例してCVも増減しているか、過去~現在データで確認
  3. 比例している場合は広告予算増加(広告アクセス増)を検討
  4. 比例していない場合は他の集客方法を検討

SNSアクセスが減っているとき

広告と同様、SNSアクセス数も施策内容に大きく左右されます。対応方法も広告と概ね同様で、コンバージョン(CV)増に貢献しているならSNS施策再構築、貢献していないなら他の集客方法を検討します。

ただ、一つ覚えておきたいのは、SNS集客によるCVへの貢献は広告よりも「遠回し」であるという点です。
業務バランスさえ取れていれば、必ずしも目の前のアクセス数だけに気を取られず、他の施策と並行して中長期的にSNS施策を実施・育成していくのもよいでしょう。

メールマガジン訪問が減っているとき

ウェブマーケティングを始めたばかりのときにありがちなのが、メールマガジンによる訪問を正確に把握できないケースです。理由の一つは、Googleアナリティクスの参照元データでメルマガ訪問は「none/direct」に分類され、他のアクセスと混ざってしまうためです。

こうした見誤りを防ぐには、「none/direct」データの細かな分析や、広告効果測定ツールの活用が効果的です。メルマガは、配信範囲には限りがあるものの、活用法次第では非常にCV効果が高いため、しっかり分析・効果測定することをおすすめします。

SEO(自然検索)が原因のケース

さて、広告やSNS、メールマガジンの原因ではなく、自然検索アクセスが減少している場合は、できるだけ早く対策を行う必要があります。というのも、自然検索(SEO対策)は、他の方法よりも有望な見込み客を集められるからです。

自然検索ユーザーは、あなたのサイトを「自ら見つけて訪問してくる」ユーザーです。そんな有望な自然検索ユーザーが減っている、あるいは少ない場合は、原因をいくつかに分けて考え、それぞれに最も効果のある対策を、できるだけ早く行います。

自サイトの順位が下がっていたとき

まず考えられるのは、自サイト、もしくは集客しているサイト内ページの検索ランキング下落です。検索順位を確認し、ランキング下落が起こっていたら、その原因は必ず、下記の二つのどちらかとなります。


A. 他社サイトのSEO評価が上がった
B. 自社サイトのSEO評価が下がった

SEO対策は自サイトと他サイトでの「競い合い」であり、SEO対策が勝っていれば順位上昇し劣っていれば順位下落するというのが全てだからです。

そして、SEO対策による順位上下の八割~九割は、最も重要な2点、つまりコンテンツの良し悪しと被リンク対策の良し悪しによって決まります。

検索ワードの検索数自体が減っていたとき

自分のサイトの検索順位が下がっていないのに、その他の要因で自然検索アクセスが減ることもあります。主な原因の一つが、ワード自体の検索数減少です。

例えば、選挙が近いと「選挙」で検索する人が増え、選挙が終わると一気に検索数が減るでしょう。それと同様に、どんな検索ワードでも、少なからず「時期的な増減」が起きます。増減の要因は、季節、流行、社会動静やニュース、テレビの影響など、実に様々なものが関係します。

こうしたことの影響で、サイトの順位が変わらなくても、ワード検索数自体の増減にともなって、あなたのサイトの検索アクセスは変化します。この影響を防ぐには、影響を受けにくい別のワードでのSEO対策を追加するか、別商品で別のSEO対策を検討する方法もあります。

「重要でないページ」のアクセスが影響しているとき

Googleアナリティクスは確認しているもののサイト全体の訪問数しか見ていないといったウェブマスターだと次のようなケースがありがちです。

例えば、CVにつながる商品ページ等ではなく、CVと直接関係のない用語集ページやおまけページに検索アクセスが来ている場合、そちらのアクセスが減ると、サイト全体のアクセス数にも大きな影響が出ます。

こうした場合、サイト全体の訪問数しか見ていないと、原因を見誤って「SEO対策に問題が起きた!」とか「何か大きな失敗をしたのでは?」と見当はずれな対策を取ってしまいかねません。対策としては、アクセスをもう少し丁寧に見ることに尽きます。

また、このようなケースは、「重要でないページ」の訪問数を元に戻す以前に、そもそも「「重要でないページ」の訪問が増えたら、CVも増えるのか」を過去データから調べる必要があります。その訪問数とCV数が比例していないなら、より重要な商品ページなどのSEO強化に時間や予算を使う方がよいでしょう。

新規ページ/記事の投稿が滞っているとき

ブログサイトなど、新コンテンツ(新記事)投稿を頻繁に行っていたサイトが更新をやめてしまうと、想定よりも大きな検索訪問減が起きることがあります。このケースでは、Google検索の「新記事ボーナス」現象が関係しています。

Googleは、新たに投稿された記事に、最初だけ少し高い検索順位を付けることがあります。これが「新記事ボーナス」です。この言葉は筆者の造語ですが、この現象はどんなサイトでも見られる一般的なものです。

新規投稿をやめたサイトでは、新記事ボーナス分の検索アクセスも減るため、検索訪問が想定を上回ることが少なくありません。こちらも対策としては、ブログ集客がCV貢献度を調べたうえで、投稿再開、もしくは他の集客手段の検討を行います。

ただ、先述の通り、ブログを中長期的な施策と考えたうえで、他の施策と並行して可能なペースで新規投稿を続けるという選択肢もあります。この場合は、最もCV効果のあるマーケティングがないがしろにならないように注意します。

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SEO対策を実践

アクセスアップ対策として基本的なSEO対策を実践していきます。

対策キーワードを決める

順位を上げたい対策キーワードを1つに絞りましょう。「色々なキーワードで上位に持っていきたい」と考えがちですが、そのような対策は多くの場合あまりうまくいきません。

Googleはテーマの明確なサイトを評価します。ページの内容に合致していて、尚且つ多くの人が検索しそうなワードを1つに決定し、それをページの対策キーワードとしてガッチリと対策してください。

上位にどんなサイトがあるのか調べる

高い順位を獲得するためには、今自分よりも上位にいるサイトに勝っていかなければなりません。敵を知らなければ勝つことは出来ないので、ライバルとなる上位サイトがなぜ、ユーザーや検索エンジンから評価されているのかをよく調べてみましょう。

上位サイトを色々見ていくと、「このキーワードではこのようなページが評価されやすいのだな」といった傾向が徐々に掴めるようになってきます。そうしたポイントを、対策ページのコンテンツに取り入れてみましょう。

内部対策:サイトの内容を変えてみる

「評価されやすいサイトの傾向」をもとに、ページの内容を少しずつ変えてみます。このときにも、「○○というキーワードで検索し、このサイトへ訪れたユーザーは、どんな情報を求めているのか?」といった事を考えながら、具体的な方向性を元にコンテンツを足していきます。

外部対策:被リンクの導入を検討する

ホームページのSEOパワーを高める有効な手段が「被リンクの獲得」です。検索エンジンがページの評価をするにあたり、2021年の現在でも欠かせないポイントのひとつがつがこの被リンク対策です。質が高いリンクを多くのサイトから集めているページほど、評価されやすくなります。

「リンクを設定すれば必ず順位が上がる」というものではもちろんありません。ある程度、ユーザーの役に立つページが出来ていることが前提になります。ですが逆に言えば「良いページなのになぜか上がらない」という状況にあるサイトが、外部リンクの導入によって上位を獲得できるというケースも非常に多くあります。

まとめ:SEOが原因なら、対策は早急に

このように、サイトのアクセス減は、様々な原因によって起こります。何が原因かを見極め、またそのアクセスが本当に必要だったのかを見極めることで、次に何をすればよいかがおのずと決まってくるはずです。

特に、広告やSNSといった要因ではなく、SEO対策まわりが原因で集客が減っている場合は、できるだけ早急に対策を行う必要があります。というのも、SEO対策による自然検索訪問は、コンバージョンにつながりやすい有望見込み顧客が多いためです。

といっても、SEO対策は基本的に「積み上げ」が成果を産むマーケティング手法であり、主な対策方法は、更なるコンテンツ改善、及び被リンク対策の強化となります。コンテンツ対策や被リンク対策をご検討されている方は、一度SEO対策のSEO Packにお問合わせください。

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