[2016/07/13] (最終更新日 2021/06/15)
「モバイル向け広告作れ」Googleが警告メール/アドワーズ広告主へ
アドワーズの広告主向けに、Googleはしばしば直接メールを配信することがあります。
その内容は様々ですが、このたび「モバイル向けに広告を作るように」と促すメールが届いた例が報告されました。
Googleからの実際のメッセージ内容
先日、著名な米SEOジャーナリストのバリー・シュワルツが、Googleアドワーズからアラートメールを受け取ったといいます。スマホで受信したそのメールの内容には下記のように書かれていました。
Googleアドワーズ
|
|
---|---|
モバイル対応 この4週間、あなたの「RustyBrick」キャンペーンでの広告を見たユーザーのうち35%が、スマートフォンを用いていました。こうした閲覧者をより多く顧客として取り込むために、小さいスクリーンに特化した広告を作成してください。
|
|
よりスマートなスマホ向け広告を モバイル環境では表示領域に限りがあるため、広告メッセージを短く、また直接的な内容にしましょう。また、最も重要な情報は、見出しと最初の説明行に入れてください。
|
※模式イメージ、本人投稿の記事(英語)内キャプチャを筆者が独自に翻訳
有益なデータとアドバイス
バリーは、「Googleが実際のデータである “35%” という数字を教えてくれたのは嬉しいことだ」と語っています。
実際に彼の全サイトのトラフィックは50%がスマホかタブレットであるといい、今回メールを受け取った広告のランディングサイトでも、スマホユーザが43%に達すると言います。その中でも特に広告経由ではスマホが35%ということなのでしょう。
広告クリエイティブの最適化も
また、このメールの中でGoogleは下記のようなアドバイスを送っていますが、これも多くの広告主にとって非常に有益なアドバイスではないかと思われます。
モバイル環境では表示領域に限りがあるため、広告メッセージは短く、また直接的な内容にしましょう。
また、最も重要な情報は、見出しと最初の説明行に入れてください。
実際、PC環境とスマホ環境の違いにまで配慮し、クリエイティブを最適化したうえでアドワーズ広告を配信している人は、案外少ないのではないでしょうか。このアドバイス内容は決して派手なものではありませんが、これでかなりCTRを改善できる人は多いと思われます。
\無料診断の活用で課題を明確に/
外部リンク、内部状況、コンテンツ状況からSEO対策の課題が見えてくる無料調査です。
「対策ページの弱点は何か...」などお悩みをお持ちの方は、一度「SEOパーソナル診断」をご利用ください。
集めたいユーザーを意識しよう
アドワーズはランディングページ次第で大きな成果も上げられますが、ただひとつ気をつけたいのは、優先すべきはSEO対策だということです。
SEO対策による集客では「自分の意思であなたのページを探しだした」ユーザー、つまり見込みの高い検索ユーザーを集めることができます。アドワーズ広告はあくまで補完的な施策、あるいは独立した別個の施策と考え、あくまで基礎SEOをメインに据えて対策する体制をとっておきましょう。
この記事が役に立ったらSNSで共有してください。