[2016/07/15] (最終更新日 2021/06/17)
【速報】検索順位、一部サイトで大きく変動
Googleの検索順位が、一部サイト/クエリでたいへん大きく変動しています。
また、各国の検知ツールも変動を捉えていますが、それらのデータは一様ではなく、情報は少々混乱しています。
現在の状況を速報でお伝えします。
検知ツールで小~中規模変動計測、一部サイトは大変動か
この数日、Google順位変動検知ツールnamaz.jpでは、いくらか大きな順位変動を検知していました。とはいえ先日までの時点では、データの大きさは異常事態と言えるほどのものではありませんでした。
また、海外の変動検知ツールであるMozcast、SERP Metricsなどでも、この数日で変動が検知されていましたが、こちらも断続的なものでした。
ウェブマスターから大きな変動の報告続く
各国のウェブマスターからも、まとまった順位変動の報告はありませんでしたが、この1-2日になって、一部のウェブマスターから、大きな変動が生じているとの報告が上がるようになりました。報告は次のようなものです。
当社の競合サイトのうち、半分が1ページ目から消えてしまいました。それらは全部2ページめか3ページめに下落しています。
代わりに、全然ユーザーフレンドリーでもなく、またEコマースですらないサイトが1ページ目に上がってきています。
先週のことですが、なんだかGoogleが、どのページを順位上昇させればいいのか迷っている、みたいな状況になっていました。
当社サイトでは今日、順位は変わらないのに売上は半分になってしまいました。誰か同じ状況のサイトはいますか?
また日本国内でも、twitterなどで検索結果の異変を報じるツイートが散見されています。
ごく一部のクエリで大きな変動か
こうした報告があるもののnamaz.jpのデータは極大化していないことから、どうやら大きな順位変動はごく一部のサイト(キーワード)に限られるようです。
いまのところ、順位変動しているサイトもしくはキーワードに傾向は見つかっておらず、またGoogleからの公式な情報も確認されていないため、変動の原因がいまひとつ同定できない状況にあります。
なお、SEO対策を行っているサイトの順位は変わらず安定しています。
対策中のサイトは順位データを確認しつつ対策をい継続するほか、未対策サイトについては、なるべく早くSEO対策の開始を検討してください。
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