[2016/09/07] (最終更新日 2021/06/21)
【速報】発生中の順位大変動「ペンギンアップデートではない」
現在起きている検索順位大変動につき、Googleは「ペンギンアップデートとの関連はない」と発言しました。
ペンギンアップデートとは、リンクを評価してサイト順位を決定する検索アルゴリズムの一つです。Googel発言の内容を速報でお伝えします。
この変動「ペンギンではない」公式に発言
本日9月7日(米時間9月6日深夜)、ついさきほどまで行われていた「Googleオフィスアワー」と呼ばれるオンラインQ&Aイベントで、Googleのスポークスパーソンであるジョン・ミューラーは、現在世界中で起きているGoogle順位大変動について言及しました。
彼の発言によると、今回の大変動は「ペンギンアップデートとは何も関係がない」と発言しました。
一つの選択肢が除外、大変動の原因は
ペンギンアップデートはリンクを評価するGoogle検索アルゴリズム(=検索順位評価プログラム)の一つです。
ペンギンアップデートは近々「自動化される予定」、つまり、今までのGoogleの手による「手動アップデート」から、アルゴリズム自身が自動でアップデートを続ける方式に切り替えられるとアナウンスされていましたが、未だ自動化されたとの報は流れていませんでした。
検索アルゴリズム兄は、ペンギンの他にも「パンダ」「ハミングバード」などいくつかの種類がよく知られています。しかし、今回のミューラーの発言により、大変動の原因として考えられるアルゴリズムの選択肢が一つ除外されたことになります。
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日本にも影響波及、順位警戒と早期の対策を
ミューラーがこのように情報をいくらか開示してくれた一方で、Googleは未だに、今回の順位大変動の原因や関連アナウンスを公開していません。
当初アメリカ、イギリス、オーストラリアなどで観察された順位大変動は、次第にそれら以外の国のGoogle順位にモ影響を拡大していくと見られており、現在当社では、日本国内でも大きな順位変動が起きたサイトが出た、との情報を入手しています。
とくに、基礎SEO対策の充分でないサイトは、こうしたアップデートが原因と目されるこうした順位大変動の際に、順位に悪影響を受ける可能性が極めて大きくなります。今後はサイト順位の注視を続けるほか、ビジネスサイトの管理者の方は、管理サイトの対策が整っているかを早めに確認することをおすすめします。
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