[2016/09/23] (最終更新日 2021/06/21)
広がる「ペンギン4.0のテスト」説/大変動の現状分析続報
今月頭から、異例の長期にわたり、Google検索順位変動が続いています。当ブログでは先日、この変動が、これから実施されると言われるアルゴリズム更新、ペンギンアップデート4.0の「実地テスト」である可能性について説明しました。
そして週末となる本日9月22日、海外の大手サイトでもこの「ペンギン4.0テスト説」が目立って取り上げられるようになってきました。
今なお続く大変動、世界中で
世界中で続いているGoogle順位大変動は、本日も収まる気配がありません。
国内Google変動検知ツール namaz.jp では、本日になり、瞬間最大変動 14.2位の極めて大きな瞬間変動が見られています。※23日13時すぎ ※日別平均変動値とは異なります。
今回の変動には、いくつかの特徴が見られますが、その中でも最も顕著なのが、「時おり大変動、かつ長期間にわたり中規模大変動が続く」というものです。
このことは、各国の変動検知ツールを見ると、はっきりとわかります。下図は米(MozCast、SERPmetrics)、およびオーストラリア(右端、Algoroo)のデータをまとめたものですが、いずれも9月1日から最新値(各グラフ右端)まで、大きな変動が見られます。
拡大する「ペンギン4.0のテスト」説
そんな中、今回の変動を「これから来るペンギンアップデート4.0のテストではないか」と見る人が、だんだんと多くなっているようです。
この説については、先日当ブログで報じましたが、続いて各国のメディアでも、同様の見立てが多く出現するようになっています。下記は、関連する投稿の抜粋です。
私見だが、Googleはアルゴリズムをテストしているのでは?
うちのサイトでは最近、ペンギンアップデートの対策になるようなこと(逆SEOの否認)をしたところだったのだけど、それからこの大変動が来て以後、サイトのパフォーマンスがとても良いんだ。
だから、これはほぼペンギンのテストだと思っている。「もうすぐペンギンアップデートだ」とGoogleが言ってから、もう1年も経っているしね。
さらには、米の著名SEOジャーナリストであるバリー・シュワルツ氏も、この大変動がペンギン4.0のテストである可能性を示唆しはじめました。
まだ、確かなことは何も言えない状況だ。でも、いまGoogleが実はペンギンアップデート4.0をテストしているとしても、私は驚かないね。
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今後ペンギン4.0が来ることは確実
今後ペンギンアップデート4.0が行われることは、Googleがそれを認めていることからも確実です。
そして、もし今回続く大変動がペンギン4.0のテストであった場合には、今のうちに順位上昇するSEO対策を行なっておくことで、実際にペンギンアップデート4.0がやってきたときに、大きなランキング上昇も期待できます。
上記の米サイトのコメントの通り、ペンギン4.0を順位上昇に利用するには、悪い影響のある状況を改善し、かつ、Googleが認める二つのSEO対策(被リンク対策、コンテンツ改善)を行う必要があります。未対策の場合は、なるべく早めに対策を始めるようにしましょう。
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